3月7日ニコンは、アメリカの映像機器メーカーを子会社化したと言う。写真としてのニコンは、世界的メーカーだが、実は数年前から映像事業に力を入れているのだ。自社カメラへの8K動画の搭載など、かなり力を入れてきた。それが、映像機器メーカーを子会社化とは、正直驚いた(文末にリンクあり)。
キヤノン、ソニー、富士フイルム、パナソニックのカメラ各社は、業務用の映像機器を製造している。ニコンは、これまでそこに足を踏み入れていなかったのだが、写真と動画の境目が無くなりつつある現在、その必要性を痛感したのかも知れない。
新事業を一から立ち上げるのは、とても大変。既存会社を子会社化するのなら、ある意味で容易なのだろう。こうした合意が得られたのは、ニコンの名が世界的に知られているからだと思う。事業を譲っても、安心感があったのだろう。ニコンは、ニュース記事の中で「ニコンは、今後も映像表現の可能性をさらに拡げることを目指し、動画領域においても映像文化の発展に貢献します。」と結んでいる。
パナソニックは、4月から業務用映像事業と個人主体のLUMIX事業を統一する。これも新しい時代の流れに合致させるものだと思う。これで、日本のカメラ会社は、写真事業と映像事業を車の両輪の如く動かして、未来へ駆けてゆく。各社の奮闘を期待したい。
ニコンのニュースは下記リンクよりどうぞ
今日の写真は、カワセミ。久々にプリ記録60枚・秒で撮ったもの。やはりプリ記録は有難い機能だ。
動画は、昨日アップしたもの。G9IIでスローモーション動画を撮るための基本、設定、コツなどまとめたものである。編集に時間を費やし、思わず長い動画になってしまった。
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