カワセミの決定的瞬間とは何か?たぶんそれは、ダイブシーンだろう。飛び立ちシーンは、プリ記録を使った撮影で自在に撮れるが、ダイブだけは何処に飛び込むのか判らないので、難しいのだ。飛び込むタイミングもとても解りにくいし、方向、場所も解りにくい。
獲物の場所が水深が深いところなら、一度高い位置まで飛んで、そこから垂直にダイブする。浅い所の獲物なら、直線的にダイブする。そうした動きを把握して撮るには、やはり照準器を有効に使うしかない。それでも、なかなかダイブ位置を捕らえるのは難しい。
よくあるのが、カメラを構えて待っていても、全く飛び込まないこと。ジーっとして動かない事もあるし、羽繕いばかりしていることもある。単純に言えば、腹が減っていないとダイブしないのである。また、ダイブしても単なる水浴びの事もある。何度も飛び込むようなときは、水浴びの事も多い。
G9m2でダイブシーンを撮るには、やはりSH高速連写(60枚・秒)だろう。プリ記録を入れるかどうかは、撮り方次第。あらかじめ水面の位置を想定している構えるなら、0.5秒くらいを入れて待つのもよい。飛び立ちからダイブまでを撮る方法もあるが、なかなか難しい。とにかく予想位置を当てることが大事だと思う。私自身も未だ試行錯誤である。
今日の写真は、カワセミ。カワセミのダイブシーン。SH高速連写の一コマである。
動画は、ショート動画をまとめたもの。以前にも掲載しているので、再掲載である。
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