カワセミを撮影するには、カワセミが何処に居るのか?捜さなければ撮影できない。私自身、近所の川に生息していることを10年くらい知らなった。初めて、カワセミがいると聞いても、そんな馬鹿な、居るはずがないと思っていた。ところが、生息していたのである。
それから、カワセミに対する認識が変わった。ある程度水が綺麗で、餌となる小魚やエビ、ザリガニなどがいれば、高い確率でカワセミは棲みつく。人が行き交う場所でも、人を恐れなくなる。生息地のカワセミは、5メートル位まで近づいても逃げない。行きかう人も、そんなカワセミに敬意を払いながら観察している。
一番近い大きな川は、多摩川だが、多摩川にも当然カワセミは生息している。ただ、川が大きすぎて、多摩川で撮影するのはなかなか難しい。こうした大きな川には、水路のような川がいくつも流れ込んでいる。Googleマップを拡大表示して見ると、確認できる。一見すると、カワセミが生息しているようには思えない。しかし、「川の名前+カワセミ」で検索すると、しっかりカワセミ情報が出て来るのである。
カワセミは、水深が深いより浅い方を好むようだ。浅い方が魚を目撃しやすいし、ダイブも容易なのだろう。深い所の獲物を捕るには、高い所からスピードアップしてダイブするしかない。水深の浅い深いで、飛び込み方が変わるので面白い。カワセミは、実に愛嬌のある面白い生態を持った魅力的な野鳥である。
今日の写真は、カワセミ。撮影地で枝に止まり、川面を見つめるシーン。
動画は、2年程前にアップしたカワセミ探しのコツをまとめたものである。カワセミ探しに少しは、お役に立てるのではないかと思う。
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