2016年11月28日月曜日

雪と紅葉


ここ数年、日本の紅葉が海外からの観光客に人気のようだ。ネットを通じて、日光や京都の紅葉が知られ、紅葉シーズンに合わせて訪れる人も多いと言う。
テレビでは、急に降った雪に驚きつつも、雪と紅葉を鑑賞している観光客が映し出されていた。じっくり日本の自然の美しを味わってほしいものだ。
アップ写真は、モノクロで撮ったものだが、濃淡でモミジの色合いを上手く表現できたと思う。

【雪紅葉 Ⅱ】



『撮影DATA』

焦点距離:100mm(35mm換算200mm)
シャッターS:1/250
F値:4.0
ISO:200
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DMC-GX8
使用レンズ:G X VARIO 35-100mm/F2.8


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2016年11月27日日曜日

雪と紅葉


24日、東京では観測史上初の積雪があった。予想ほどは積もらなかったものの、紅葉には少し影響があったようだ。赤くなるはずのモミジが、急の寒波に茶色く変色したり、まだ散る予定ではなかったものが、慌てて散ったようだ。
それでも、雪の上に散ったモミジを見るのは、始めて。北国では、こうした光景は見慣れたものかもしれないが、雪に散ったモミジは、美しかった。

【雪紅葉】



『撮影DATA』

焦点距離:41mm(35mm換算82mm)
シャッターS:1/100
F値:6.3
ISO:500
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DMC-GH4
使用レンズ:G VARIO 35-100mm/F4.0-5.6


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2016年11月26日土曜日

晩秋の秋川渓谷 Ⅲ


渓谷のせせらぎを形成しているのは、苔生した石や岩だ。この姿を見ていると、日本庭園が連想される。と言うより、日本庭園の石組みが、渓谷を模しているのだと言うべきだろう。
豪雨や崩落によって運ばれた石や岩が、上手くかみ合って、石が組まれ、そこに水が流れている。静かにそこを眺めるとき、自然の美に気づき、驚嘆する。

【晩秋の渓流 Ⅲ】



『撮影DATA』

焦点距離:32mm(35mm換算64mm)
シャッターS:30
F値:22
ISO:200
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DMC-GX8
使用レンズ:G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6


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2016年11月25日金曜日

晩秋の秋川渓谷 Ⅱ


登った渓谷は、始めての場所。それほど観光地化されていないので、渓谷沿いの道は、獣道を少し歩きやすくしたような山道だった。山登りに慣れた人でないと、たぶん登れないだろう。
その為か、渓流は自然そのもの。そこは、求めていた苔生す岩で構成された渓流だった。そこに、落葉樹の黄葉した葉が散っていた。

【晩秋の渓流 Ⅱ】



『撮影DATA』

焦点距離:12mm(35mm換算24mm)
シャッターS:40(NDフィルター使用)
F値:22
ISO:200
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DMC-GX8
使用レンズ:G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6


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2016年11月24日木曜日

晩秋の秋川渓谷


雪が降るという予報だったので、23日に曇天の中を秋川へ出掛けてみた。曇天と言うこともあって、紅葉見学の人出も少なく、スムーズに車を走らせることができた。ただ、目的地の林道の行き止まりには、車が4台も止っていた。渓流の撮影中に、声を掛けられて気が付いたのだが、これ等の車は、登山者のものだった。登山ブームは、本当なのだと理解した。

【晩秋の渓流】



『撮影DATA』

焦点距離:12mm(35mm換算24mm)
シャッターS:30(NDフィルター使用)
F値:16.0
ISO:200
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DMC-GX8
使用レンズ:G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6


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2016年11月21日月曜日

案山子 Ⅱ


収穫が終わっても、案山子を残してくれたことは、有難い。収穫が終わると何もなくなる場所なので、紅葉シーズンが終わるまでの配慮だろうか?カメラマンにとっては、いいモデルさんだ。顔も形も違うので、何枚も撮ってしまった。

【案山子のモデルさん】



『撮影DATA』

焦点距離:110mm(35mm換算210mm)
シャッターS:1/250
F値:4.8
ISO:1000
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DMC-GH4
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3


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2016年11月20日日曜日

案山子


先日、紅葉を探して少し遠出をしてみた。紅葉が見頃だと云うので、ある都立公園に寄ってみると、一角に田んぼがあった。近所の都立公園内にも田んぼがあるので珍しくないが、そこは自然の谷戸に作られた田んぼだった。
目を惹いたのは、刈り取られた後、田んぼに残された案山子である。本来は何本あったのか知らないが、10本ほど残されていた。これが一つ一つ、顔も形も違っていて、面白いのである。作った子供たちの歓声が、まだ聞こえてくるような気がした。


【役目を終えても】




焦点距離:12mm(35mm換算24mm)
シャッターS:1/60
F値:9.0
ISO:2000
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DMC-GX8
使用レンズ:G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6


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2016年11月19日土曜日

ノーファインダーショット Ⅲ


ノーファインダーショットは、王道ではない。ハッキリ言うと邪道である。それでも、こうした撮り方は、昔からあったようだ。人が多いところで、カメラを出してシャッターを切ると、嫌われてしまうので、気づかれないようにするために、始まったのではないかと思う。
できれば、堂々とカメラを見せて、撮るのが本来のあり方だ。コソコソ撮ると、猥褻な盗撮と誤解されかねない。自分の写真が、行き詰まったり、壁に当たったとき、ノーファインダーショットがカメラの可能性や奥深さを見せてくれるかもしれない。できれば、こうした時、覚醒させるツールとし使いたいものだ。

(ホーム)


『撮影DATA』

焦点距離:6mm(35mm換算)28mm
シャッターS:1/8
F値:5.0
ISO:400
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX LF1






2016年11月18日金曜日

ノーファインダーショット Ⅱ


ノーファインダーショットは、街撮りスナップに適している。歩く人、動く車などを撮れば、動体ブレと歩きながらシャッターを押すことで起こる手ブレによって、動体の面白い表現が可能になる。
写真にブレは禁じられるものだが、この場合は、あえてブレを作る事になる。

【横断歩道】




『撮影DATA』

焦点距離:12mm(35mm換算24mm)
シャッターS:1/10
F値:3.5
ISO:320
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DMC-GM1
使用レンズ:G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6


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2016年11月17日木曜日

ノーファインダーショット


ファインダーも背面モニターも見ないで、撮影することをノーファインダーショットと言う。カメラ雑誌で見たことはあったが、試したことはほとんどなかった。最近、ふとしたことから、試してみると、予想以上に面白いものが撮れることを知った。
SSを遅くして、歩きながらシャッターを押す。すると、完全にブレるのだが、それが動きの表現になって、味が出る。歩かないでSSを上げて、ノーファインダーショットをやれば、ブレを防げるのだが、これは面白くない。あくまで、ブレてこそ味が出るように思う。

【帰り道】

『撮影DATA』

焦点距離:12mm(35mm換算24mm)
シャッターS:1/10
F値:3.5
ISO:640
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DMC-GM1
使用レンズ:G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6


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2016年11月14日月曜日

紅葉 Ⅲ


モミジでも赤くならず、黄色くなる種類もある。葉を赤くするのは、クリサンテミンと言うらしいので、それを作れない種類なのだろう。赤に混じる黄色もなかなか綺麗なものだ。
赤でも黄でも紅葉した葉は、落ち葉になる一過程である。見方を変えれば、それは老化現象とも言える。人の老化は褒められないが、紅葉は唯一褒められる老化と言えそうだ。

【黄紅葉】


『撮影DATA』

焦点距離:250mm(35mm換算500mm)
シャッターS:1/640
F値:6.3
ISO:200
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DMC-GH4
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3


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2016年11月13日日曜日

紅葉 Ⅱ


気候は、気まぐれだ。人間社会は、観測器機を駆使して、この気まぐれを測り、天気予報を編み出した。あまりに、気まぐれなので、当たらないこともあるが、今や予報無くして生活は成り立たない。
紅葉も天候に左右される。植物世界に天気予報はないが、空に広げた枝葉で気候を推し量っているのだろう。

【秋づく頃】



『撮影DATA』

焦点距離:400mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/250
F値:6.3
ISO:3200
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DMC-GX8
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3




2016年11月12日土曜日

紅葉


奥多摩湖一周の紅葉探しは、不完全燃焼だった。やはり早すぎた事が原因だろう。ところがここに来て、一気に気温の低い日が続いている。近所の公園を覗くと、やっと枝先あたりが赤くなりつつある。近辺では、例年11月下旬~12月上旬が見頃になるので、やっとその時期には間に合いそうだ。

【戸惑う秋】



『撮影DATA』

焦点距離:350mm(35mm換算700mm)
シャッターS:1/640
F値:5.9
ISO:3200
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DMC-GX8
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3


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2016年11月11日金曜日

奥多摩湖 Ⅱ


八王子インターから奥多摩湖へ行くには、新滝山街道や多摩川南岸道路が整備されたので、昔より大分早くなった。古いカーナビだと載っていない可能性があるので、要注意なのだが、標識を見ながらでも新しい道路を利用した方が早い。多摩川南岸道路は、長いトンネルを抜けると、一気に奥多摩湖の下まで行き着ける。
ただし、奥多摩周遊道路は、昔と同じで延々とこれでもかとばかりカーブが続く。運転好きならいいが、普通の人なら絶対うんざりするだろう。

【奥多摩湖を望む】



『撮影DATA』

焦点距離:19mm(35mm換算38mm)
シャッターS:1/160
F値:9.0
ISO:200
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DMC-GH4
使用レンズ:G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6


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2016年11月10日木曜日

奥多摩湖


先週の金曜日、久しぶりに奥多摩湖を一周してきた。紅葉は、まだだろうと思いながらも、寒くなってきたので、少し期待をしていたのだが、やはり早かったようだ。逆に途中の多摩川の渓流沿いの方が、よかったかも知れない。紅葉の進み具合と自分の都合を合わせるのは、なかなか難しいものだ。

【深山橋を望む】



撮影DATA』

焦点距離:17mm(35mm換算34mm)
シャッターS:1/100
F値:9.0
ISO:200
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DMC-GX8
使用レンズ:G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6


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2016年11月7日月曜日

モノクロ Ⅵ


所持しているロバート・キャパの写真集をみると、興味深いものがある。モノクロの勉強にもなる。どちらかというと、古い写真や戦地での写真は、解像力は低い。ところが、戦後の写真はモノクロでも、驚くほど解像している。特に1954年に日本で撮影したものは、現代の写真とほとんど変わらない。スナップが多いのだが、人々を的確に捉えていて、構図的にも素晴らしい。

【古民家の釜戸】



『撮影DATA』

焦点距離:20mm(35mm換算40mm)
シャッターS:1/60
F値:2.8
ISO:2500
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DMC-GX8
使用レンズ:G 20mm/F1.7 Ⅱ


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2016年11月6日日曜日

モノクロ Ⅳ


デジタルカメラには、各社ともモノクロの撮影モードを持っている。メーカー毎に特徴があるのだが、撮影画像を見て、判別するのは今の私にはちょと難しい。FUJIFILM X100Tには、フイルムシュミレーションの中にセピアを含むと5種類ある。フイルムで鍛えた歴史があるので、なかなか味わい深い。各社ともモノクロの追求をしており、いろいろ競って欲しいものだ。

【障子明かり】



『撮影DATA』

焦点距離:23mm(35mm換算35mm)
シャッターS:1/52
F値:4.0
ISO:6400
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:FUJIFILM  X100T


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2016年11月5日土曜日

モノクロ Ⅲ


モノクロにもいろいろあって、奥が深い。プロでもモノクロの流儀は様々だ。RAW現像で、きっちりモノクロなりの階調を追求する人、黒潰れのような表現を好む人などいろいろだ。個人的には、現像処理でモノクロ化するより、ファインダーを覗く時からモノクロで見て、撮りたい方なので、L.モノクロームはかなり好みである。フォトキナで、開発発表されたGH5が発売されるまで、待つしかあるまい。

【回想の窓】



『撮影DATA』

焦点距離:15mm(35mm換算30mm)
シャッターS:1/60
F値:6.3
ISO:640
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DMC-GX8
使用レンズ:LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7


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2016年11月4日金曜日

モノクロ Ⅱ


よく考えると愛用しているGX8は、立ち位置が微妙な機種だ。手ブレ補正のDual I.S.は、最新の5軸ではなく4軸補正。機械式シャッタ-も、ブレが少ない最新式ではない。L.モノクロームもフォーカス合成もない。それでも、最近の価格COMを見ると、キャッシュバック効果によって、レンズセットが売れている。
ユーザーが増えると、最新機種と比較する人も増え、不満が出てくる。ぜひ、L.モノクロームやフォーカス合成など、ソフト的に解決できるものは、バージョンアップで対応して欲しいものだ。

【追憶の教室】



『撮影DATA』

焦点距離:15mm(35mm換算30mm)
シャッターS:1/60
F値:6.3
ISO:500
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DMC-GX8
使用レンズ:LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7


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2016年11月3日木曜日

モノクロ


LUMIXの新しい機種、GX7MK2とG8のフォトスタイルには、L.モノクロームが追加されている。LUMIXでも雑誌やホームページで盛んにPRしている。先日、アサヒカメラの付録に、プロが撮影したこのモノクロの作例が載っていて、私の感覚が強く反応した。
暗部は従来のモノクロより暗くなり、明暗差がよく表現されているが、フィルターのダイナミックモノクロームほどは、黒潰れがない。古いフイルムのモノクロのような感じなのだ。
使ってみたいと心は反応したものの、簡単に新球種は買えない。しばらくは、通常のモノクロかダイナミックモノクロームを調整して使うしかあるまい。

【乗降中】



『撮影DATA』

焦点距離:32mm(35mm換算64mm)
シャッターS:1/80
F値:5.6
ISO:1250
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DMC-GM1
使用レンズ:G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6


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