2018年10月28日日曜日

パナソニック ついに有機センサーを実用化

発表された有機センサーカメラシステムの写真

26日、パナソニックは、ついに世界初の8K有機センサーを搭載したカメラシステムを発表した。業務用のカメラシステム(SLマウント)で、8Kマルチパーパスカメラ「AK-SHB810」とイメージプロセッシングユニット「AK-SHU810」で構成されている。発売は、2019年秋だという。制作には、受注後、半年間が必要らしい。


このニュースを聞いて、ついに実用化まで漕ぎ着けたとのだと思うと、実に感慨深い。発表されたプレスニュースには以下の主な特長が記されている。
<主な特長>
〇 8K高解像度で明暗差に対応した広いダイナミックレンジを実現
〇 グローバルシャッター(全画素同時露光)によりスキュー歪、フラッシュバンドを防止
〇 簡易的な電子NDフィルター機能を搭載し、撮影の自由度が向上

注釈には、「グローバルシャッターはシャッタースピードが1/120より高速の場合のみ動作します。」とあり、この点がちょと気になる。また、受注生産のようなのだが、製造に約半年必要と言う点も気に所だ。

現段階で、こうした状況を考えると、我々が使うカメラに有機センサーが搭載されるまでには、まだしばらく時間が必要なのだと思う。それにしても、具体的にカメラとして実用化されることは素晴しい。早く撮影された映像を見てみたいものだ。パナソニックのプレスリリースは、以下のリンクからどうぞ。

〇 8K有機センサーカメラ プレスリリース


アップ写真は、最近よく撮影しているカワセミ。ダイビングシーンを撮りたいのだが、ほとんど動かない時もあり、なかなか難しい。カメラを長く構えるのも根気がいる。ちょっと休憩している間に、飛び込むこともある。

(写真はクリックで拡大)

捕食中のカワセミ写真
水面を見つめるカワセミ写真
『撮影DATA』

焦点距離:400mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/1000
F値:6.3
ISO:2500
露出プログラム:マニュアル露出

使用カメラ:LUMIX DC-G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3
『撮影DATA』

焦点距離:400mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/1300
F値:6.3
ISO:5000
露出プログラム:マニュアル露出

使用カメラ:LUMIX DC-G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3

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