26日、パナソニックは、ついに世界初の8K有機センサーを搭載したカメラシステムを発表した。業務用のカメラシステム(SLマウント)で、8Kマルチパーパスカメラ「AK-SHB810」とイメージプロセッシングユニット「AK-SHU810」で構成されている。発売は、2019年秋だという。制作には、受注後、半年間が必要らしい。
このニュースを聞いて、ついに実用化まで漕ぎ着けたとのだと思うと、実に感慨深い。発表されたプレスニュースには以下の主な特長が記されている。
<主な特長>
〇 8K高解像度で明暗差に対応した広いダイナミックレンジを実現
〇 グローバルシャッター(全画素同時露光)によりスキュー歪、フラッシュバンドを防止
〇 簡易的な電子NDフィルター機能を搭載し、撮影の自由度が向上
注釈には、「グローバルシャッターはシャッタースピードが1/120より高速の場合のみ動作します。」とあり、この点がちょと気になる。また、受注生産のようなのだが、製造に約半年必要と言う点も気に所だ。
現段階で、こうした状況を考えると、我々が使うカメラに有機センサーが搭載されるまでには、まだしばらく時間が必要なのだと思う。それにしても、具体的にカメラとして実用化されることは素晴しい。早く撮影された映像を見てみたいものだ。パナソニックのプレスリリースは、以下のリンクからどうぞ。
〇 8K有機センサーカメラ プレスリリース
アップ写真は、最近よく撮影しているカワセミ。ダイビングシーンを撮りたいのだが、ほとんど動かない時もあり、なかなか難しい。カメラを長く構えるのも根気がいる。ちょっと休憩している間に、飛び込むこともある。
(写真はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1000 F値:6.3 ISO:2500 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1300 F値:6.3 ISO:5000 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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