マイクロ4/3は、野鳥撮りシステムとして大きさと重量について、アドバンテージがある。ただ、AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VRのように、フルサイズ用でも小型軽量な望遠レンズが開発されてきているので、いつまでも安泰ではないだろう。
カメラとレンズを含めて重量が2Kg以内なら、手持ち撮影は可能である。長く持ち歩いたり、撮影体制を維持するのは無理でも、数分間の手持ちはできる。よって、ミラーレス化に伴って、今後はより小型軽量なフルサイズ用の超望遠レンズの開発が進むのではないだろうか。
そうなってくると、カメラ、レンズ、写りを含めたトータルでの競争になる。マイクロ4/3の高感度耐性の高いセンサー開発と超望遠フルサイズレンズの小型軽量化と、どちらの開発が先に進むだろうか。双方共に、物理的な高い壁が立ちはだかっていることに違いはない。
技術の進歩は、思わぬ方法で一気に進む事がある。積み重ねた技術では壁があっても、発想を変えることで進歩した話はよくある。ユーザーにとって、よりメリットの高い技術開発が進むことを期待したい。
アップ写真は、昨日に続いてカワセミである。マイクロ4/3でもISO3200なら、暗部ノイズも少ないので許容範囲だ。個人的には、APS-Cと大差ないと思う。
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『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/400 F値:6.3 ISO:800 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1000 F値:6.3 ISO:3200 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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