2018年10月17日水曜日

シグマの戦略

堰堤に佇むアオサギの写真

フォトキナで、シグマの山木社長にインタビューした記事がDPReviewに出ている。山木社長は、いろいろな場所に気さくに出てインタビューに答えられる方で、カメラファンに人気の方である。このインタビューにも率直に答えられていて、なかなか面白い(文末にリンクで紹介)。


インタビューは、Lマウントに参加した経緯、Lマウントの魅力を語る所から始まっている。特に、Lマウントは、内径やフランジバックが丁度よい大きさであり、バランスに優れていると強調していて、印象深く読んだ。

Lマウントのレンズは、ソニーEマウント用のレンズ14種類のLマウント化と、Lマウント独自のものを開発して、来年半ばから順次発売する予定だという。なお、現段階では新しいニコンZマウントやキヤノンRFマウントのレンズは、計画していないと言うので、ちょと驚いてしまった。

シグマは、現在SAマウントのカメラを持っているが、レンズの供給を続けながらも、SAマウントの新規カメラは造らないという。一方で、Lマウントカメラを造るのことを発表しているので、しばらくの間はLマウントに注力するのだろう。Lマウントの市場拡大に努めながら、ニコンのZマウントやキヤノンのRFマウントの市場を見極めていくのではないだろうか。インタビュー記事は、下記リンクからどうぞ。

〇 シグマ山木社長へのインタビュー


アップ写真は、多摩川の堰堤で撮影したもの。左側はコサギが佇み、右側はアオサギが飛立とうとしているシーンである。こう言う場合、背景の水に露出が引っ張られ、暗く写りやすい。また、光が少ないと、水の色が上手く出ない事が多い。ソフトで調整してみたものの、なかなか難しい。

(写真はクリックで拡大)

堰堤に佇むコサギの写真
堰堤から飛立とうとするアオサギの写真
『撮影DATA』

焦点距離:173mm(35mm換算346mm)
シャッターS:1/1600
F値:6.3
ISO:640
露出プログラム:マニュアル露出

使用カメラ:LUMIX DC-G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3
『撮影DATA』

焦点距離:167mm(35mm換算334mm)
シャッターS:1/1600
F値:6.3
ISO:1000
露出プログラム:マニュアル露出

使用カメラ:LUMIX DC-G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3

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