週間ダイヤモンドが、パナソニック アプライアンス社長にインタビューした記事がなかなか面白い(文末にリンクで紹介)。9月26日の記事だから、フォトキナでのフルサイズ機発表を受けてのインビューである。短いインタビューだが、フルサイズ機参入までの過程などがよく判る。
2016年に現場が「フルサイズミラーレスをやりたい」と言った時、社長は反対だったらしい。それは営業を通じて光学カメラメーカーの強さをよく知っていたからだという。その後、何度もの話し合いの中で、業界全体がフルサイズミラーレスへシフトしていくので、今これをやらなければという意識になったという。また、GH5やG9が業績を達成したので、踏み切ったということである。
LUMIXは、アメリカやヨーロッパで動画カメラマンから高い支持を得ている。ここを核にしながら、世界でのシェアー10%を狙っていく計画だという。インタビューの最後には「幸か不幸か、我々には守るものは何もない。思い切って持ち得る物を全てつぎ込み、一眼レフの市場を獲りにいく。」と述べている。心強い限りだ。
カメラは、デザインを含めたスペックで勝てば、やがてユーザーは振り向くと思う。より良い製品を投入し、勝って欲しいものだ。インタビュー記事は、下記リンクからどうぞ。
〇 AP社 社長インタビュー
アップ写真は、ツマグロヒョウモンの飛立ちシーンである。撮影は、昨日と同じくLUMIX DC G9の電子シャッター「SH2 PRE」20枚/秒連写である。プリ連写は、シャッターを押す前の0.4秒間も記録してくれるので、飛立ちシーンを撮る事ができる。前0.4秒なので、タイミングが遅れると撮れていないこともある。G9のシャッターストロークが浅いのは、このプリ連写のためなのかもしれない。まだ数回しか使っていないが、4K/6Kフォトよりピントが合いやすく、使いやすいと思う。
(写真はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1000 F値:6.3 ISO:2500 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1000 F値:6.3 ISO:3200 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
0 件のコメント:
コメントを投稿