2018年10月31日水曜日

有機センサーのポテンシャル その2

ツタに止るカワセミ写真

有機センサーは、かなりのポテンシャルを持っていると思う。しかし、今すぐそれをすべて開示することはないだろう。一般カメラに搭載できる形になっていて、一定規模で製造できるようになっていれば開示されると思うが、まだその段階ではないと思う。


現段階では、26日に発表された業務用のビデオカメラに搭載できる所までが、精一杯なのだろう。まだまだ生まれたばかりのセンサーなので、多くの改良余地があると思う。一般カメラに搭載するには、これから数年が必要だろう。

あまりに早く有機センサーの能力を発表すると、カメラファンはその搭載機が出るまで買い控えする可能性がある。よって素晴しいセンサーであることを見せつつも、すべては開示しないのではないだろうか。

本当は、2019年発売予定のS1R/S1に搭載されると嬉しいが、そこまでは開発が進んでいないと思う。いずれ、Sシリーズに搭載されるとしても、2代目か3代目あたりではないだろうか。その時まで、有機センサーの本当のポテンシャルは判らない気がする。


アップ写真は、川の護岸のツタに止るカワセミ。今やカワセミは、都内全域で観測されるのはもちろん、都心区でも繁殖している事が明らかになっている。公園や水辺が増えたことから、生息範囲が広がったと思われる。私が撮影している場所も、都市河川である。何とか餌となる小魚が居るので、生息できるのだろう。カワセミは、逞しい生活力がある。

(写真はクリックで拡大)

ツタに止るカワセミ写真
ツタに止るカワセミ写真
『撮影DATA』

焦点距離:400mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/320
F値:6.3
ISO:2500
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC-G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3
『撮影DATA』

焦点距離:400mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/320
F値:6.3
ISO:2500
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC-G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3

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