マイクロ4/3の盟主だったオリンパスが、カメラ事業を手離してもう数年が経つ。未だに、私の中にはオリンパスをちょっと許せない気分が残っている。カメラ事業を他社に引き継いだとは言え、マイクロ4/3の提唱者、盟主としてあまりにも無責任だったと思うのである。
ただし、事業を引き継いだOMデジタルに、責任はないので頑張って欲しい。ただ、オリンパスとの強いしがらみの中にあるように見えるのは残念だ。もっとOMデジタルとしての自由な姿を見たいと思う。
今、マイクロ4/3の盟主は、OMデジタル。そこで、マイクロ4/3の4:3型センサーの使用と言う縛りを無くして欲しいのである。今年、海外サイトでマイクロ4/3に真四角センサーの使用を勧める提案があり、各所のカメラサイトで取り上げられていた。そのメリットは、縦横撮影の自由度場増す事にある。これは、静止画撮影にかなり有利になる。
一方私は、16:9型センサーの使用を、このブログで提案したことがある。16:9であれば、マイクロ4/3でも3300画素を確保でき、8K動画が可能になるからである。マイクロ4/3規格の縛りを、センサーの縦横比ではなく、マウントだけにすべきだと思う。とすれば、もっと参入する企業は増えるだろう。四角形、縦型、長方形、1:1、4:3、3:2、16:9など、選択は参入企業に任せて自由にすればよいのだ。そこに、マイクロ4/3が次の段階へ発展するカギがあるのではないかと思うのである。
動画は、約2年前にアップしたもので、飛びもの撮影についてまとめたものである。
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