今やレンズ交換式カメラと言えば、ミラーレス。キヤノンもニコンも新規の一眼レフは作っていない。レンズ交換式カメラと言えば、ミラーレスの時代である。元々パナソニックがミラーレスの提唱者であり、初号機を2008年9月に作ったのだが、今やミラーレスと言う言葉に違和感を感じる。
それは、ミラーレスと言う言葉が一眼レフの対極の言葉だからである。当初、ミラーレスと名付けられたのは、一眼レフからミラーを取り除いたカメラだったからだと思う。そこには、一眼レフの複雑なミラー機構を製造できないメーカーに対する、揶揄的な意味合いがあったと記憶する。決して、称える呼び名ではなかったと思う。
それが、今やレンズ交換式カメラの主役である。キャノンもニコンもミラーレスカメラを懸命に作っている。AFも像面位相差が開発されて、一眼レフ時代を越えてきたと思う。一眼レフは、リコーがペンタックスブランで製造を続けているものの、レンズ交換式カメラと言えば、ミラーレスが主役である。
言わば、かつての主と従は逆転しているのだ。その意味で、ミラーレスと言う呼称は相応しくないものに思える。一眼レフは一眼レフと呼び、ミラーレスの方は、単にレンズ交換式カメラと呼ぶ方がよいと思うのだが、どうだろうか。
動画は、2年前の10月にアップしたもの。カワセミ探しについて、経験を踏まえて話をしたものである。
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