5日、東京2020 パラリンピックが閉幕した。13日間、感動の日々だった。腕がない、足がないはの当たり前、予想を超えた障害にもかかわらず、驚異の力を発揮するパラアスリート。何処からそんな力が出るのか、表現する言葉を探してみたが、どの言葉も軽すぎて当てはまらない。
障害を超越する!超越が一番近いかもしれない。水泳の山田美幸選手、鈴木孝之選手はどうやって泳法を身につけ、鍛えたのだろうか。想像することすら困難だ。本当に素晴らしいメダル獲得である。目の不自由なの木村恵一選手、富田宇宙選手もまた素晴らしいメダル獲得だった。
車いすテニスの国枝慎吾選手は、グランドスラムでいつも活躍している選手だが、プレッシャーがかかる中で見事金メダルを獲得。実に立派である。陸上の佐藤友祈選手やマラソンの道下美里選手も見事な走りで金メダル。厳しい血の出るような練習を積み重ねてきた結果なのだろう。車いすラグビーやバスケットも強く記憶に残る種目だった。素晴らしいチームワークでメダルを獲得した。多くの選手は、メダルを手にできなかったかも知れない。しかし、挑戦する姿で世界中の多くの人を元気づけたことを誇りに思ってほしい。
このパラリンピックを通じて知ったのだが、世界の人口の15%は障害のある人だと言う。誰もが生きる権利を持ち、羽ばたく自由がある。人種の壁はもちろん、障害の壁を越えて誰もが共生できる世界が来ることを祈りたいものだ。
今日の静止画は、テレビに映ったパラリンピック閉会式の一コマ。オリンピック、パラリンピックともコロナ禍での大会で、反対論が渦巻くなかでの厳しい大会だった。それでも、この大会を無事成し遂げたことは素晴らしい。大会関係者の皆さんの奮闘、人力にお礼を言いたい。
(静止画はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:60mm シャッターS:1/60 F値:5.6 ISO:800 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC S5 使用レンズ:LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 |
『撮影DATA』 焦点距離:60mm シャッターS:1/60 F値:5.6 ISO:1000 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC S5 使用レンズ:LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 |
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