カメラマン9月号を読むと、fpへの期待が高まる。しかし、幾つかの心配もある。その一つが電子シャッターしか登載されていないことだ。ボディを小型化するためとは言え、少々不安になる。歪みを最小限に抑えるため、読み出し速度の速いソニー製のセンサーなのだが、完全ではないだろう。
歪みはかなり抑えられていると書かれているものの、これは実際に使ってみないと判らない。実は、今日アップしているヘリの写真は、LUMIX DC G9 の電子シャッターで撮ったもの。ローターに若干歪みが見られるが、かなり優秀な電子シャッターである。ところが、横に飛行する野鳥を、カメラを振りながら撮影すると、背景はかなり歪む。現行の電子シャッターは、撮り方と場所を選ぶ必要があるのだ。
fpのもう一つの心配は、ファインダーである。背面モニターに取付けるものは、用意されているが、ボディ上部に付けられるものはなさそうだ。これは、かなり不便かと思う。背面モニターのものは、三脚で動画を撮るならベストなものの、手持ちで静止画を撮るには向かない。何とかもうひと工夫して、静止画用のファインダーを考えて欲しいものだ。
アップ写真は、本文に書いたとおり電子シャッターで撮影したヘリ。予想以上にローターの歪みがなくて驚いてしまった。
(写真はクリックで拡大)
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『撮影DATA』 焦点距離:200mm(35mm換算400mm) シャッターS:1/320 F値:10.0 ISO:200 露出プログラム:SS優先 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:200mm(35mm換算400mm) シャッターS:1/320 F値:10.0 ISO:200 露出プログラム:SS優先 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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