2024年6月29日土曜日

変わる入門機の姿


デジタルカメラの入門機が必要だと言う声がある。と言うのも、ここ数年で発売されたカメラの多くが高機能で高価だからだ。入門機と言われるものが、あまり発売されなかったのだ。ただし、最近発売されたLUMIX S9は、ファインダーなし、メカシャッターなし、ホットシューなしの入門機の位置づけである。


とは言え、上位機のS5M2と同じセンサーやエンジンを載せている。よって、高機能なカメラである。入門機用に、エンジンの機能を削るのは、かえって高価になるので、難しいようだ。

デジタルカメラ発展期のように入門機、中級機、上級機と揃っているが判り易くて理想かもしれない。かと言って、古いセンサーやエンジンを使って、入門機を作る事は出来ない。ボロが出て、批判されるからだ。

結局、現代はLUMIX S9のような形の入門機になるのだろう。操作に慣れれば、上位機と同じ機能を使い、能力を引き出す事が出来る。使い方次第で一歩上の写真や動画が撮れるようになる。使いこなすのは、ユーザー次第と言うカメラになるのだと思う。まずまず売れているようなので、新しい入門機としてこのまま売れて欲しいものだ。


【今日の写真・動画】
今日の写真は、枝に止まったカワセミ(ノートリ)。ISO6400だが、ノイズが少ない。
動画は、S9の発表を受けて、感想を喋ったものである。

(静止画はクリックで拡大、動画は全画面表示可能)
『撮影DATA』

焦点距離:400mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/1300
F値:6.3
ISO:6400
露出プログラム:SS優先

使用カメラ:LUMIX DC G9II
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3II         
『撮影DATA』

焦点距離:各々
シャッターS:各々
F値:各々
ISO:各々
露出プログラム:各々

使用カメラ:LUMIX G9II
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3II

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