その昔、仕事でカメラを使う事があった。使うカメラは、キヤノンのコンデジIXYシリーズのどれかだったと思う。その頃の愛機は、キヤノン7Dだった。キヤノンなら使い慣れているから任せて欲しいと周りに言い、いざ現場へ。ところが、現場について思考が固まった。
IXYのメニューは、一眼レフの7Dと全く違うではないか。何だこれは?AFポイントも表示されず大汗をかいた。LUMIXなら、機種が異なっても、コンデジでも同じメニュー構成になっている。当然、どのメーカーでもそうなっているものだと、信じ込んでいたのである。結局IXYは、パンフォーカスで撮るカメラで、ただシャッターを押せば撮れるカメラだったのである。この事から、キヤノンは機種ごとにメニューも考え方も異なる事を知った。その後、徐々にキヤノンが嫌いなった。
実は、LUMIXでも失敗がある。菜の花の撮影地で、GX8で懸命に撮っていると、若い女子が声を掛けて来たのである。内心、ちょと喜び話を聞くと、写真を撮ってくれと言うのである。女子は、手にGF90を持っていた。要望はGF90の「美肌モード」で、撮ってくれと言うのである。菜の花をバックに、「美肌モード」で自分の横顔を撮って欲しいと言うものだった。
自撮りをしようとしたが、「美肌モード」が解らず同じLUMIX機を使っているので、声を掛けて来たのだろう。ところが、GF90を受け取って、メニューを見ても「美肌モード」は何処にもない。見つからないのだ。LUMIX機に精通している自負があったが、大汗である。ほとほと困り果て、通常の「人物」で撮る事を勧めた。これでも、ほぼ同じだから、これで撮りなさいと言いくるめたのである。女子は、怪訝な顔をしていたが、私が苦慮している事を解ったのか、立ち去って行った。帰宅後、「美肌モード」について調べたのは、言うまでもない。
今日の写真は、カワセミ。プリ記録で撮った飛び立ちシーンである。
動画は、昨年末にアップした写真集。G9M2で撮ったもので、カワセミ、ハクセキレイ、ユリカモメ、イソヒヨドリ、アオサギ、コサギ、ヒヨドリ、カワウ、カワラバトを収録。
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