フルサイズとマイクロ4/3の両方を使ってきた。昨年10月にG9m2を購入してからは、マイクロ4/3だけになった。購入にあたってフルサイズを下取りに出したからである。野鳥撮影の観点から機材の大きさや重量を比較すると、当然ながらマイクロ4/3の方が軽量である。
重さは、G9m2(658g)+LEICA 100-400mm(958g)で1626g。一方フルサイズS5m2(740g)+シグマ150-600mm(2100g)では、2840gになる。やはり1Kg以上の差が出る。3kg以内であれば、振り回せる重量だが、長く持ち歩くのはちょと辛い。マイクロ4/3であれば、800mmが使えるのも大きなアドバンテージだ。
フルサイズのレンズは、やはり大きさも大きい。マイクロ4/3なら他のレンズも同時に持ち運べるが、フルサイズでは、他のレンズを同時持ち歩く気にならないかもしれない。ここ数年、フルサイズの超望遠レンズは、小型化進んでいるので、以前より小さくなっているものの、トータルでは、未だマイクロ4/3の方が利便性は高い。
撮影面で言うと、静止画ではフルサイズの方に軍配が上がる。特に高感度に強いので、高速SSで撮影できる。マイクロ4/3では、感度が上がらないように、SSを抑えたり、露出をアンダー気味にするなど、様々な工夫が必要になる。動画撮影では、マイクロ4/3の方が、ハイフレームレート撮影ができるので、綺麗なスローモーションが撮影しやすい。野鳥のスローモーションを撮るなら、マイクロ4/3の方に軍配が上がる。やはり野鳥撮影では、総合的にみてマイクロ4/3の方を選択することになる。
今日の写真は、ドアップで撮ったアオサギ。ただ、うっかり高速SSで撮ってしまったものである。
動画は、ショート。カルガモのヒナの羽ばたきを中心に撮ったもの。かなり癒されます。
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