L‐RUMORSに表題の記事が出ている。価格COMでも比較するユーザーがかなりいる。α7C IIの方は、グリップ、メカシャッター、ファインダーも付けてこのサイズに収めている事が再評価されている。その小型化のカギは何かというと、マウント径の小ささなのである。
ソニーのフルサイズのマウント内径は46mm。一方LUMIXのライカLマウントは、51.6mmあるのだ。この差が、ボディの大きさに影響しているのは確かだろう。ソニーは、小型化を主眼にして内径を極限まで小さくしている。だがこの小ささは、センサーをシフトさせるボディ内手ブレ補正やハイレゾショットには適していない。実際の手ブレ補正能力は、S9の方が優れているのである。
この事は、ほとんど議論されていない。全体をよく見て比較するべきだと思う。ただし、α7C IIは実用上の手ブレ補正は登載しているので、撮影で困る事はないだろう。S9とα7C IIは、形は似ていても目指しているものが異なることも知るべきだ。S9は、SNSへの写真や動画の投稿に主眼があり、α7C IIはコンパクトな全方位型カメラなのである。
ニコンやキヤノンのフルサイズミラーレスのマウント径は、Lマウントよりさらい一回り大きい(ニコン55mm、キヤノン54mm)。よって、LUMIX S9より小さなカメラは、作れないと思う。S9は、α7C IIと比較すると、大きく思えるがマウント径を考慮すると、かなり頑張って小型化した機種だと思う。
L‐RUMORSの記事は下記よりどうぞ
今日の写真は、カワセミ。プリ記録で撮ったダイブシーンである。エビを獲っている。
動画は、今年2月にアップしたもので、G9m2で飛びものを撮ろうと題した啓発動画。動物認識AFを使う事で、撮影がしやすくなった。
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