17日、ニコンがウワサされていた「Z6III」を正式発表した。スペックを見てビックリ。何とRAW動画のカメラ内収録に対応しているのだ。今年3月には、ニコンは業務用シネマカメラを製造している米REDを買収している。いよいよ本格的に動画へ注力するのではないだろうか(文末にリンクあり)。
「Z6III」には、世界初という部分積層型CMOSセンサー(ソニー製?)を搭載。これで、ローリングシャッターの歪みの抑制はもちろん、最大約120コマ/秒の高速連写やFHDでの240p動画撮影、6K/60pのN-RAW動画のカメラ内収録を実現しているのである。これは、LUMIX S5M2の動画能力を上回っている。
カメラ情報サイトの掲示板をみると、これは動画機か?スチール派はどうすれば?とか中心がズレているのでは?と言った口コミも見られる。静止画中心に撮っていたユーザーにとっては、RAW動画までは要らないという人が多そうだ。G9M2の掲示板を見ているかのうようだった。
ニコン「Z6III」が、驚くほどの動画機能を載せたのは、時代の流れだろう。今後各社から出るカメラは、エントリー機を除き同じような仕様になると思う。ただ動画へ傾注して行く流れは、頑固な静止画派には理解されない。ニコンは、そうしたユーザーの流出をどうやって食い止めるのだろうか。お手並みを拝見したい。店頭予想価格43万5,600円、発売は7月12日である。
詳しくはデジカメWatchのニュースでどうぞ
〇ニコン、世界初・部分積層センサー搭載のミラーレスカメラ「Z6III」
今日の写真は、ハト。眼の前に居たので、プリ記録を使い飛び出す瞬間を撮ったものである。
動画は、新しいLEICA 100 400mm IIにつて、レビューしたものである。
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