ここの所、何度かフルサイズのS5で飛びものを撮ってみた。意外にピント精度がよくビックリしている。残念ながらレンズが70-300しかないので、EXテレコンで撮るのだが、G9より精度がよいかもしれない。多点で撮っても、使えるコマがあるので、AFは進化しているようだ。
不満なのは、AFC連写がメカシャッターでも電子でも5枚/秒しかない事である。今時のカメラで5枚とは、古い一眼レフ機を思い出す。今やどのメーカーでも電子なら10枚/秒を超えているのに、なぜ?と思ってしまう。LUMIXでは、AFC連写の研究をしていないのだろうか。
調べてみると、Sシリーズ、Gシリーズで10枚/秒を超えている機種は、G9とG100しかなかった。VlogカメラのG100がどういうわけか、電子のAFC連写が10枚/秒なのである。Vlogカメラなのに、誰が使うのだろうか?ちょっと意味不明である。
動画で秒当たり30枚、60枚撮影できるのだから、連写で20枚程度なら出来ないはずはない。ネックは、ファインダー表示なのだろう。S5のピクセル/ピクセルは、ボケていてかなり醜い。連写が表示できないのも、同じ原因ではないだろうか。他社がやっている事をなぜできないのか、ユーザーとしては大いに不満である。AF性能は進化しているようなのに、それを生かせる仕様になっていないのである。奮起して欲しいものだ。
今日の写真は左がムクドリ、右がトビ。ムクドリは高速で飛ぶところを撮ったもの、トビはカラスを追いかけている所を撮ったものである。どちらもS5の多点で撮っているのだが、それなりにピントが合っているので驚く。G9の多点はほとんど使ったことがないので、今度比較撮影してみたい。
(静止画はクリックで拡大、動画は全画面表示可能)
『撮影DATA』 焦点距離:300mm(EX420mm) シャッターS:1/800 F値:5.6 ISO:100 露出プログラム:SS優先 使用カメラ:LUMIX DC S5 使用レンズ:LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO |
『撮影DATA』 焦点距離:300mm(EX600mm) シャッターS:1/1300 F値:5.6 ISO:320 露出プログラム:SS優先 使用カメラ:LUMIX DC S5 使用レンズ:LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO |
0 件のコメント:
コメントを投稿