5月31日、表題のとおりライカとパナソニックは、協業領域を拡大すると発表した。今後、共同投資、共同開発、共同マーケティングの3分野において包括的な業務提携を行うことで合意したという。協業は、2000年8月から始まっていて、これまでの協業が成功したという事だろう(文末にリンクあり)。
ライカは、協業が好きな会社だ。パナソニック以前にも幾つかの日本のカメラメーカーと協業していた。これだけ長いのは、パナソニックだけだろう。その他、ライカは中国の携帯会社やシャープなどとも協業していて、ライカの名をとことん使いこなしている。ライカ社は、資本金としてはそれほど大きくないが、ライカと言う名前の持つブランド価値は、計り知れない。
ライカのカメラはなぜ高いのか?YouTubeのある動画では、ドイツ社会の反映のように言っていた。ベンツが高いのと共通しているところもある。ドイツ社会は、日本とは全く逆の社会で、残業ゼロ、職人技のハンドメイドなのだと言う。特に残業ゼロは徹底されていて、残業は法律違反になるらしい。終業時間には、役員も全員が帰宅するという。休暇は完全保証。家に帰れば家族を大事にする徹底的な家族主義だというのだ。
パナソニックは、日本企業の中では率先して週休三日制を実施しているので、ドイツ企業と上手くやれるのかもしれない。今後、この協業の拡大がユーザーにどのように反映されるだろうか。カメラやレンズが高くなる事だけは避けて欲しい。「水道の水のごとく物資を豊富にかつ廉価に生産提供すること」と言う松下精神を貫いてほしい。
デジカメWatch記事
パナソニックニュース
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