2022年6月12日日曜日

パナソニック 有機センサーいよいよ実用化?


パナソニックがパシフィコ横浜で開催された「イメージセンシング展2022(6月8-10日)」に有機CMOSセンサーを展示した。過去に何度も有機センサーについて書いてきたが、今回は実用化を探るPR展示だったようである。今後の展開がどのように進むのか大いに期待したい(文末にリンクあり)。



今回の展示では、8K高解像度やグローバルシャッター、広ダイナミックレンジの特性を生かした工場製品の検査用カメラや高速道路の監視カメラとしての有効性をPRしていたと言う。一般カメラへ搭載する話は、未だ出ていないがいずれ可能になるものと思う。

ただ、今回の提案が工場や社会インフラ向けだったことから、かなり排熱処理が難しいセンサーではないかと言われている。排熱について、パナソニックは何も言っていないが、気になるところだ。一般カメラへの搭載が、そのことがネックになり行き詰っているのだろうか。

有機センサーについて、現段階で何がネックなのだろうか。熱処理か価格か、製造歩留まりか?LUMIXユーザーとしては、一般カメラへいつ頃搭載できるのか知りたいところだ。ライカが積極的に協業してきたのは、このセンサーの利用を考えてのことかも知れない。

関係情報は下記リンクからどうぞ


【今日の写真(静止画)】
今日の静止画は、G9+LEICA MACRO 45mm/F2.8で撮った薔薇。このレンズは、マクロ域でのAFが合わせづらい。かなり古いので、そろそろリニューアルして欲しいところだ。

(静止画はクリックで拡大、動画は全画面表示可能)


『撮影DATA』

焦点距離:45mm(35mm換算90mm)
シャッターS:1/100
F値:2.8
ISO:2000
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC G9
使用レンズ:LEICA MACRO 45mm/F2.8
『撮影DATA』

焦点距離:45mm(35mm換算90mm)
シャッターS:1/100
F値:2.8
ISO:1600
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC G9
使用レンズ:LEICA MACRO 45mm/F2.8

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