元キャノンユーザーとして、「EOS R7」は大いに気になる。AF/AE追従のメカシャッター15コマ/秒、また電子シャッターなら30コマ/秒は、野鳥撮りを趣味とする者には大いに魅力だ。ただ、電子はローリングシャッター歪みがあるとHPに出ているので、その度合はどれくらいだろうか。
今、カワセミをはじめ野鳥の撮影地で、メカシャッターで連写する人はほとんどいない。シャッター音が野鳥を驚かすこともあるし、他のカメラマンのタイミングに影響するので、電子かあるいは無音で撮る人がほとんどだ。よって、一番重要なのは電子シャッターによる連写なのである。
ニコンZ9がフルサイズで電子シャッターしか搭載していないと言うのは、実に先進的だ。これから開発を始める各社の機種は、そこを着地点として開発されるだろう。キヤノン「EOS R7」は、その事に少し間に合わなかった感じだ。それでも、電子の歪みが少なければ、十分に魅力的だ。いろいろなレビューをみて、歪みをチェックしてみたい。
もう一つ3,250万画素というAPS-Cにしては、高画素なことも気になる。野鳥撮影で、あのF11.0レンズを使う時、ISO感度耐性が気になる。フルサイズなら問題なくても、APS-Cではちょっと厳しいような予感がする。作例を見たいものだ。
今日の写真は、多摩川で撮影したトビとカラスのバトル。カメラは、フルサイズのS5でS 70-300mm F4.5-5.6で撮ったものである。EXズームで600万画素の600mmで撮っている。多点のAFで撮ったものだが、予想以上にうまく撮れていたので、ビックリした。G9よりAFは進化しているようだ。
(静止画はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:300mm(EX600mm) シャッターS:1/1300 F値:5.6 ISO:400 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC S5 使用レンズ:LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO |
『撮影DATA』 焦点距離:300mm(EX600mm) シャッターS:1/1300mm F値:5.6 ISO:640 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC S5 使用レンズ:LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO |
0 件のコメント:
コメントを投稿