昔、親指Aを使えと言うアドバイスを聞いたことがある。ただ、あまり利便性を感じなかったので、ほとんど使ってこなかった。ミラーレスの場合、フォーカスエリアが広いので、フォーカスロックで構図を整える必要がないからである。ところが、たまたま飛びもの撮影で親指AFを使ってみた。
すると、使いづらいと思っていたのに、意外にもうまく使う事が出来だ。親指でフォーカスを合わせ、シャッターを切るので、慎重に撮影するからだろうか、確率がよい気がする。ただし、グリップが変則になるので、長く撮っていると手が強張る。
G9 PROの場合、2019年11月19日のVer2.0で、「AF/AE
LOCKボタン」とFnボタンに「AF-ON:Near」と「AF-ON:Far」が追加された。特に、後ろに抜けようとするAFを「AF-ON:Near」を使えば、近側に合わせてくれる。これを、「AF/AE
LOCKボタン」に設定して使えば、飛びもの撮りでも有効なのである。
ただ本当の親指AFにするなら、シャッターボタンからフォーカス機能を外して、シャッターを切るだけにする必要がある。メニュー内でシャッター半押しAFをOFF、シャッター半押しレリーズをONにして使うのだ。そうすれば、フォーカスを合わせ、素早くシャッターを切る事ができる。人によって合う、合わないがあるので、試してもらうしかない。
今日の静止画は、多摩川で撮影したアオサギ。親指AFを使い撮ったものである。サギ類は、一直線にゆっくり飛ぶので、とても撮りやすい。
動画は、本文の内容を動画にして昨日YouTubeにアップしたものである。かなり詳細に説明したつもりである。興味のある方は、ご覧いただきたい。
(静止画はクリックで拡大、動画は全画面表示可能)
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1600 F値:6.3 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:各々 シャッターS:各々 F値:各々 ISO:各々 露出プログラム:各々 使用カメラ:LUMIX DC G9+LX9 使用レンズ: LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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