今、デジタルカメラが売れない理由のひとつに、カメラメーカーが高画素化したカメラの魅力を、ユーザーに伝え切れていない面があると想う。ただ造れば売れる時代は終わった。カメラの魅力、高画素の魅力をどう伝えきるかが大事ではないだろうか。
フルサイズで言えば、フルサイズの魅力をどう伝えるかと言う問題である。フルサイズを買わないのは、ユーザーがAPS-Cでもマイクロ4/3でも十分でないかと思っているからである。高価でかつ大きく重いフルサイズの訴求力が足りない気がする。
カメラメーカーは、フルサイズだけを造っている訳ではない。APS-Cとフルサイズ、マイクロ4/3とフルサイズのように、センサーサイズの異なるカメラを造っている。片方を誉めると、片方にケチが付く。魅力を伝えるには、非常に難しい状況にある。それでも、それぞれの特長と優位性をPRする必要があると思う。
アップ写真は、35mm換算800mmのレンズをつけ、マイクロ4/3機で手持ちで撮ったコサギの飛行シーンである。マイクロ4/3機であればこそ、手持ちで撮れたものである。手持ちでこれを撮るには、フルサイズでもAPS-Cでも不可能だったと思う。
(画像はクリックで拡大)
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『撮影DATA』 焦点距離:236mm(35mm換算572mm) シャッターS:1/1600 F値:6.3 ISO:200 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:236mm(35mm換算572mm) シャッターS:1/1600 F値:6.3 ISO:200 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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