2019年7月30日火曜日

死に体のデジカメ市場 その2


デジカメは、発売されてからずーっと右肩上がりで成長を続けてきた。当初は、フィルムの解像度に何時追いつき、追い抜くかが課題であった。それが、500万画素を経て1,000万画素になったかと思うと、一気に世界中にデジカメが広まっていった。


1,000万画素になった頃には、もうこれで充分と言われたものだが、そんな舌の根も乾かぬうちに、2,000万画素になった。今やフルサイズは、5,000万画素を超え、中判は1億画素の時代になっている。この高画素化は、いったい何処まで続くのだろうか?

実は、通常のモニターで見る限り、1,000万画素も2,000万画素も判別できない。たぶん、5,000万画素でも判別できない気がする。画素数が多ければ、トリミング耐性はあるものの、果たして5,000万画素を超えるようなものが必要なのだろうか?個人的には、全く必要性を感じない。デジカメ市場が振るわない本当の原因は、この分別のない高画素化にあるのではないだろうか。たぶん多くにユーザーは、そろそろ高画素化に終止符を打って欲しいと思っているはずだ。


アップ写真は、何処にでもいるカルガモ。集団で列をなして泳いでいたので、シャッターを切ったもの。たぶん、春に生まれた個体もいるののだろう。

(画像はクリックで拡大)



『撮影DATA』

焦点距離:100mm(35mm換算200mm)
シャッターS:1/250
F値:6.3
ISO:250
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC-GH5
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3
『撮影DATA』

焦点距離:100mm(35mm換算200mm)
シャッターS:1/320
F値:6.3
ISO:200
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC-GH5
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3

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