2019年7月24日水曜日

センサーの革新と期待


ソニーが登録した新しいフルサイズセンサーで、クアッドベイヤー構造を採用しているものが話題になっている。このセンサーは、1つの色を4画素に分割して、1回の露光でHDRを実現できるという。ダイナミックレンジの飛躍的な改善が期待できるようだ。


ソニーのクアッドセンサーに似たものに、シグマの「Foveon」センサーがある。こちらは実用化され、既存カメラに搭載されているが、今後どのように進化するのか、楽しみなセンサーである。特に高感度の改善や読み出し速度が高速化されれば、次代を担うセンサーになり得ると思う。

期待するセンサーと言えば、パナソニックの有機センサーもその一つだ。すでに受注生産ながら業務用カムコーダに搭載されるという。ただこのセンサーの詳細がよく解らない。パナソニックも全く有機センサーの話をしなくなった。あまり期待され過ぎると、そのセンサーが搭載されたカメラの発売を待つことになるので、口をつぐんでいるようにも思える。現在の開発状況はどうなっているのだろうか。


アップ写真は、カメラ内のクロスフィルターで撮影したもの。このフィルターは、光条の数を調整出来る面白いフィルターである。ただし、上手く撮らないと、クロスが出ない時がある。そういう時は、露出を+補正すると上手く出る事が多い。

(画像はクリックで拡大)



『撮影DATA』

焦点距離:175mm(35mm換算350mm)
シャッターS:1/640
F値:5.6
ISO:400
露出プログラム:絞り優先


使用カメラ:LUMIX DC-GH5
使用レンズ:G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6
『撮影DATA』

焦点距離:175mm(35mm換算350mm)
シャッターS:1/640
F値:5.6
ISO:400
露出プログラム:絞り優先


使用カメラ:LUMIX DC-GH5
使用レンズ:G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6

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