2024年7月24日水曜日

LUMIX「マイクロフォーサーズ」を立ち上げ、LUMIXを「道具」として進化させた技術者の話:その2


昨日の続き。GH4の後は、GH5を発売。かなりの自信作だったと言う。ところが、カメラ専門店では評判が悪かったようだ。今でこそ、GH5は名機として名を残しているが、当初は理解されなかったようである。なかなか難しいものである(文末にリンクあり)。



GH5は、6Kフォトが使えたので、私は発売後すぐに買った。ただ、性能はよいものの、グリップの浅さが気になった。GH4より悪化している気がした。よってボディケースを装着して使っていた。GH5は、発売当初の評判の悪さがあって、そこからG9 PROが生まれたと言う。G9 PRO開発には、プロへのヒヤリングやグリップの研究に力を入れたようである。

こうした生まれたのがG9 PROであり、この取り組みの成果をフルサイズ開発へも生かしたと言う。フルサイズのS1Rこうして生まれ、カメラグランプリ大賞を受賞することになったのである。S1Rは、驚くほど大きなカメラだったが、カメラ通からは高く評価されたカメラである。

Vol3.0では、S1Hから始まる空冷ファンによる熱対策が書かれている。動画のスペックが高度化するにつれ、熱対策が課題になった。S5IIでは、小型化を図るためペンタ部にファンを取り付け、違和感のない収まりを実現したのだと言う。さらに堅牢性・防塵防滴へも取り組み、LUMIX独自の防滴基準も設けているようだ。LUMIXユーザーの一人として、Vol1.0から3.0まで読み、製品開発の姿勢に大いに納得した。これからも、よりよいカメラをユーザーへ届けて欲しいものだ。

LUMIX magazineの記事は下記よりどうぞ


【今日の動画】
今日の動画は、昨日アップしたもの。G100で撮影した写真のスライドショーである。syaraku30のabcTVの方へアップしたもの。


『撮影DATA』

焦点距離:各々
シャッターS:各々
F値:各々
ISO:各々
露出プログラム:各々

使用カメラ:LUMIX DC G100ほか
使用レンズ:LEICA 9mm/F1.7ほか

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