2023年11月1日水曜日

LUMIX G9 IIでカワセミ撮り


カワセミのダイブシーン撮りは、野鳥撮影好きなら誰もが挑戦したいもの。ところが、やってみるとなかなか成功しない。ダイブする位置を捉えるのが難しい事や、シャッタースピードが稼げず失敗する事が多い。今日は、たまたまG9 IIで何となく上手く撮れた例を紹介したい。


先日、撮影地でフルエリア+鳥認識の設定で、60枚秒連写をしたのだが、カワセミのダイブ位置の補足が上手くできず、撮影した中身を未チェックだった。ところが、今日になって、チェックしてみると、何枚かがほぼピントが合って撮れていた。何枚かに鳥認識が上手く働いた結果だと思う(冒頭画像がその内の1枚)。

その日は、曇天でかつ川面の位置は低く暗い。通常の評価測光で撮ると、確実にISO6400を超える。そこで、測光をハイライト重点に変更。多くの場合、ハイライト重点はアンダーに写るものの感度は抑えられる。ISO感度を2500に固定。マニュアル露出モードでシャッター速度を1/1600、絞りを6.3で撮る事にした。

この結果が冒頭画像と今日の写真である。やや広角でフルエリア+鳥認識で60枚秒連写をして、上手く写っていたので驚きである。とは言え、適当な連写なので多くはピントを外している。ハイライト重点なので、露出は暗いもののソフトで少し調整。ノイズ感も少なく、鑑賞できる写真になったと思う。もっと、正確にダイブ位置を狙うなら、精度は上がると思う。今後いろいろ試してみたい。


【今日の写真・動画】
今日の写真は、冒頭画像の続きのカワセミ。厳しい環境なら、ハイライト重点を使い、ISO感度を抑えられる。SSはもう少し上げたいところだ。
動画は、いつものショート。カワセミが水中へダイブする事を期待して待っていたが、ダイブせず飛び去った例である。

(静止画はクリックで拡大、動画は全画面表、示可能)
『撮影DATA』

焦点距離:400mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/1600
F値:6.3
ISO:2500
露出プログラム:マニュアル露出

使用カメラ:LUMIX DC G9II
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 II
『撮影DATA』

焦点距離:各々
シャッターS:各々
F値:各々
ISO:各々
露出プログラム:各々

使用カメラ:LUMIX DC G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

有用な情報ありがとうございます。
G9ではフルエリアでとったことなかったのですが、IIではフルエリア試してみようと思います。

syaraku30 さんのコメント...

コメントありがとうございます。
望遠なのでフルエリアでも範囲が狭くなりますので、反応したと思いますが、ゾーンで更に狭くした方が、より認識するのかと思います。トリミング前提です。