2023年11月29日水曜日

LEICA 100-400mmII+2.0x テレコンバーター(DMW-TC20A)


LEICA 100-400mmIIと一緒に2.0x テレコンもGETしているので、野鳥撮影でいろいろテストしてみた。テレコンは、どうしてもF値が上がる欠点がある。LEICA 100-400mmIIでの望遠端は、F値も2倍になり13.0になる。これは、マイクロ4/3にとって嫌な値である。


余程条件の良い所を狙っても、ISO感度は簡単に1000になったり、1600になる。シャッタースピードを上げると、簡単に2000を超える。よって、静止画ではかなり使いづらい。また、望遠端1600mm(換算値)で撮り、ピクセル等倍拡大すると、絵が緩い事が多い。何度か、テレコンなしの800mmで撮った絵と変わらない鮮明なものも撮っているが、それはかなり稀である。また、高感度ノイズも拡大されるのか、目立ってしまう。

AFの作動は、2.0x テレコンでも正常に動く。動物認識も通常のAFもほとんど遅くならない。ただし、やや不鮮明な絵を見ると、精度が落ちるのだと思う。ピクセル等倍鑑賞しない人なら、容認できる絵だと思が、私は、ピクセル等倍で確認するタイプなので、今さらそれは止められない。よって、2.0x テレコンで静止画を撮るのは諦めようと思っている。

一方、動画で使うなら何ら問題ない。動画は、一般的に三脚を使ってシャッタースピードを遅くして撮る。SSを1/30~1/120位なら、ISO感度も500以下に抑えられる。また、F13.0なので多くの場合、SSを落とすためのNDフイルターが要らない。メリット大である。いろいろ撮影してみたが、綺麗な映像が撮れる。よって、私は現段階では動画用途専用で使う予定をしている。


【今日の写真・動画】
今日の写真は、本文に書いた2.0テレコン(1600mm)で撮ったハクセキレイ。眼に、何となくピントが合っているように見えるが、微妙な絵である。
動画は、昨年アップしたもので、LUMIX PicMateへアップしていたものを、スライドショーにしたものである。

(静止画はクリックで拡大、動画は全画面表、示可能)
『撮影DATA』

焦点距離:400mm(35mm換算1600mm
2.0倍テレコン使用)
シャッターS:1/1600
F値:6.3
ISO:800
露出プログラム:SS優先

使用カメラ:LUMIX DC G9II
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 II
『撮影DATA』

焦点距離:各々
シャッターS:各々
F値:各々
ISO:各々
露出プログラム:各々

使用カメラ:LUMIX G9 ほか
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 ほか

0 件のコメント: