デジカメWatchに、表題のニュースが出ていた。11月2日付だが、今まで気が付かなかった。このレンズの価格と重量を見て驚いた。これはマイクロ4/3キラーである。何しろ重量が約2.0kgで、価格が30万円位なのだ。望遠側のF値が9.0とは言え、フルサイズならボケも問題ないし、低照度の高感度域でもノイズは少ないだろうと思う(文末にリンクあり)。
おまけに2.0倍テレコン(エクステンダー)にまで対応しており、焦点距離は1600mmまで伸ばせる。まるで、LEICA100-400mm IIの2.0倍テレコンに対抗しているかのようだ。一眼レフでは、キヤノンを使っていたが、あのころのキヤノンと違って、いろいろなことを仕掛けて来るメーカーになった気がする。
ここまで暗いレンズでもAFが作動するのは、ミラーレス化による効果である。一眼レフでは、ここまで暗いレンズは存在しない。一眼レフよりAFシステムを作りやすいのだろう。もはやミラーレスにAFの壁は無いのかも知れない。
2.0kgのレンズなら、フルサイズのカメラでもほぼ3.0kgまでに収まる。であれば、手持ち撮影可能だ。山野を持ち歩くのは大変でも、これはマイクロ4/3陣営にとって脅威だ。価格は下手をすると、このレンズと組み合わせた方が安い。重量は、流石にマイクロ4/3の方が1.0kg以上軽量になる。ニコンには、ここまで暗いレンズは存在しないが、キヤノンは節操なく攻めてくる。マイクロ4/3の未来が心配だ。
デジカメWatchのニュース
〇キヤノン 世界初の望遠端800mmズームレンズ「RF200-800mm F6.3-9 IS USM」
デジカメWatchのニュース
〇キヤノン 世界初の望遠端800mmズームレンズ「RF200-800mm F6.3-9 IS USM」
動画は、いつものショート。枝に止まっていたカワセミが、急に水中にダイブするシーンである。
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