2023年11月15日水曜日

LUMIX G9 IIの動物認識で野鳥の飛びもの撮り


前G9の動物認識では、野鳥の飛びものを撮るのは難しかった。超低速で飛ぶものなら、補足できたかもしれないが、認識される事が少なかったと記憶している。ところがG9 IIでは、かなり高速で飛ぶものでも補足してくれる。進化を感じる所であり、使っていて面白い。


冒頭画像は、夕日を浴びて飛ぶアオサギを撮ったもの(「今日の写真」のトリミング)。動物認識が簡単に捕捉してくれたので、撮る事が出来たものの、飛びもの撮りの基本を守らないとうまく撮れないと思う。私が飛びもの撮りの基本としている項目を挙げると次のとおりだ。

〇 レンズのフォーカスリミッターを「5m~∞」にセット(100-400mmの場合)
〇 フォーカス/レリーズ優先でAFCをフォーカスに設定
〇 横方向に飛ぶものは、動物認識で被写体を捉える時、後ろ側から追うように捉える
〇 慌てずに被写体を補足しながら、飛ぶ方向にカメラを動かして連写する

一番失敗するケースは、被写体を追わないで衝突的に連写すること、頭方向から補足する事である。こうして撮ると、シャッタースピードが死んでしまい、微妙にブレた写真になる。
大前提として、できるだけ高速シャッターにする事が大事である。

動物認識を使う事で、被写体を補足するエネルギーが半分以下になる。より多くの人が飛びもの撮りを楽しめるようになる事だろう。


【今日の写真・動画】
今日の写真は、多摩川で撮影した夕日を浴びて飛ぶアオサギ。トリミングしたものは、冒頭画像である。シャッターは、電子先幕を使用。
動画はいつものショート。近所の公園で、オナガをG9 IIのスローモーションで撮ったもの。撮影は、4K/120Pである。

(静止画はクリックで拡大、動画は全画面表、示可能)
『撮影DATA』

焦点距離:250mm(35mm換算500mm)
シャッターS:1/1600
F値:5.4
ISO:640
露出プログラム:SS優先

使用カメラ:LUMIX DC G9 II
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 II
『撮影DATA』

焦点距離:各々
シャッターS:各々
F値:各々
ISO:各々
露出プログラム:各々

使用カメラ:LUMIX G9II
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 II

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