日本では、高感度性能(高ISO感度耐性)と言われるが、海外では低照度性能と言われる。どちらも暗い場面での、ISO感度耐性(ノイズ、画像破綻など)の事である。G9IIの高感度性能について、メーカーがPRしていないので、従来と変わらない印象だった。ところが、YouTubeでテスト動画を見て驚いてしまった(文末にリンクあり)。
G9IIの画質の大きな特徴は、ダイナミックレンジブーストによって、フルサイズ並みのダイナミックレンジを確保している事にある。これは、同時に高感度性能もよくなっているはず。そんな気持ちでYouTubeでテスト動画を探して見ると、ど真ん中の動画(英語)があった。
その動画は、G9とG9IIで夜景を静止画で撮影し、ノイズや画質の破綻の有無をチェックしている。ISO200からISO12800までを比較している。当然低感度ではほとんど差は出ないが、ISO1600から目に付く差が出始めると言う。ISO3200では、その差は大きくなる。G9IIの画質は、ISO800くらいにしか見えないと言う。G9IIは、ISO12800ではノイズが増え、画像の破綻が見られるものの、ISO6400はかなりよさそうである。
このテストで、G9IIはダイナミックレンジブーストがON状態だと思う。詳細を知るには、OFFでの写真(高速連写など)も比較したいところだ。それにしても、G9IIは素晴らしい機種だ。
動画は、Nature's Image Photography Workshops And Toursの下記動画でどうぞ
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