10月2日、CIPAが8月の実績を公表した。これによると、表題のとおり好調なのは中国市場だけで、その他は減少している。中国経済は、不動産不況に陥っており、厳しい声が聞こえてくるが、どうなっているのだろう。それにしても、全体的にカメラ市場は厳しい状況と言えよう(文末にリンクあり)。
デジタルカメラ総出荷台数は68万3,227台で、前年同月比では台数が92.5%だと言う。金額ベースでは103.9%と微増しているようだが、値上げによるものだろうか。カメラ区分では、ミラーレスは前年同月比で台数127.8%、金額112.3%と好調。しかし、先月好調だった一眼レフは、再び落ち込んでいると言う。
国内向けでは、総出荷台数は60万5,570台、金額は566億6,523万8,000円。前年同月比では台数が93.6%と減少したものの、金額は104.9%と増えている。やはりカメラ価格の値上げによるものだろうか。
世界経済は、ロシアによるウクライナ侵略によって、物価高が続いている。ロシアは、この愚かな侵略を何時まで続けるのか。侵略戦争の終結と、カメラ市況の回復を祈りたい。
デジカメWatchの記事は下記リンクよりどうぞ
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