2023年10月8日日曜日

LEICA 100-400mm F4.0-6.3 II+2.0倍テレコンの可能性を探る


LUMIXの超望遠ズームレンズはリニューアルされ、「LEICA 100-400mm F4.0-6.3 II」として、G9IIと同じ今月27日に発売される。このレンズの驚きは、35mm換算で800mmもあるのに、テレコンが使える事である。それも2.0倍テレコンをリニュアル(1.4倍はリニューアルなし)しているので、LUMIXの推しなのだと思う。


2.0倍テレコンを付けると、焦点距離は1600mmの超々望遠と言うべき値になる。しかし、F値は、6.3の2倍の13.0になる。果たしてこのF値で野鳥撮影できるのか?と誰もが思う。私も、もちろんそう思うので、多摩川に出て実験してみた。

どうやって1600mmを実現したかと言うと、LUMIXの場合は簡単に実験できる。現行G9+LEICA 100-400mmでEXテレコンSサイズで撮影すれば、1600mmになるのだ。1600mmで撮ると、被写体は予想以上に大きく写る。倍になるので当然と言えば当然である。

そして、あえてF13.0にして、SSとISO感度をチェックしてみた。晴天の多摩川なので、条件はかなり恵まれている。いくつか結果を書き出すと、SS=1/640の時ISO1600、SS=1/1600の時ISO3200、SS=1/500の時ISO1000であった。飛びもの撮りは、高速シャッターを使うので、晴天時でないと難しい気がする。止まりものなら問題なく使えそうだ。今後、樹林地など暗い場面でもチェックしてみたい。


【今日の写真・動画】
今日の写真は、本文に書いた実験で撮ったカルガモ。データーは表のとおり、EXテレコンの1600mmでF13.0で撮ったものである。
動画は、いつものショート。題名のとおりカワセミの飛び出しと着地シーンである。

(静止画はクリックで拡大、動画は全画面表示可能)

『撮影DATA』

焦点距離:400mm(EXテレコン35mm換算1600mm)
シャッターS:1/640
F値:13.0
ISO:1600
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3

『撮影DATA』

焦点距離:各々
シャッターS:各々
F値:各々
ISO:各々
露出プログラム:各々

使用カメラ:LUMIX DC S5
使用レンズ:LUMIX DG 70-300/F4.0-5.6

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