G9IIには、ダイナミックレンジブーストと言う機能が搭載されている。センサーの1画素から働くもので、ダイナミックレンジを拡大するもの。簡単に言えば、白トビや黒つぶれを抑えるものである。完全に防ぐ訳ではないが、フルサイズに近づくレンジ幅になると言う。
このダイナミックレンジブーストは、GH6のセンサーから搭載された。GH6の場合は、ISO800からしか作動しなかったのだが、G9IIでは、ISO100から働くように改善されたと言う。それも自動的に全域で働くことになっていると言う。
ただし、ダイナミックレンジブーストは、高速のSH連写と60fpsを超える動画撮影では、機能しないというから、気を付けたい。連写でダイナミックレンジブーストを重視するなら、SH以外の連写を使うことになる。例えば、メカシャッターでAFC連写10枚・秒を使えばよい。
ダイナミックレンジブーストONとOFFで、どれだけ画質に差がでるのだろう?未だ使ったことがないので、早く試してみたいと思う。それにしても、これはマイクロ4/3の弱点を補う素晴らしい技術だと思う。
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