多様化するカメラへの要望

LUMIX G9IIが発表され、待っていた人々から様々な意見が出ている。その中の一つに、静止画のフラッグシップではないと言うものがあった。静止画の撮影機能の何かが登載されていないのか？と思ってスペックを見てみたががよく解らない。消えたものとしては、6K/4Kフォト関係の機能がある。

それ等は、フォーカスセレクト、フォーカス合成、比較明合成、軌跡合成（G9 PRO非登載）などである。映像エンジンに、6K/4Kフォに関係する箇所が無いのだと思う。私は、AFCの高速連写が出来るからよいと思っていたが、人によってはこれ等を使っていた人もいるのだろう。確かに、静止画のフラッグシップ機を名乗るなら、搭載されていてもよい機能である。

G9 PROは、バージョンアップで進化した機種。その例に倣って搭載可能な機能は、どんどん載せて欲しいと思う。高速連写ができるので、フォーカスセレクト、フォーカス合成、軌跡合成などはできそうだ。ただし、エンジンにその役割を担う箇所が無ければ無理かもしれない。

現代は、ユーザーの要望が多様化している。カメラに何を搭載するのか、難しい時代だと思う。であればこそ、慎重に搭載する機能を決めるべきだろう。G9IIは、未だ発米前の機種だが、ユーザー要望に応える多くのバージョンアップを期待したい。

【今日の写真・動画】

今日の写真は、4Kフォト（60P）から切り出したもの。カワセミが水中ダイブで飛び立ったところである。60枚・秒は多いように思えるが、こういうシーンを撮ってみると、決して多くない。もっと多くてもよいくらいだ。

動画は、いつものショート動画。カワセミがダイブして獲物を捕るシーンを、トリミングでややアップの動画にしたもの。

（静止画はクリックで拡大、動画は全画面表示可能）

『撮影DATA』 焦点距離：224mm（35mm換算448mm） シャッターS：1/1300 F値：5.2 ISO：3200 露出プログラム：絞り優先 使用カメラ：LUMIX DC G9 使用レンズ：LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3	『撮影DATA』 焦点距離：各々 シャッターS：各々 F値：各々 ISO：各々 露出プログラム：各々 使用カメラ：LUMIX DC S5 使用レンズ：LUMIX DG 70－300/F4.0-5.6