もう判りきった話だが、改めてマイクロ4/3の長所と短所を考えてみた。マイクロ4/3のセンサーのサイズは、フルサイズの1/4。よって、ボディもレンズも小さくでき、小型軽量なシステムが組める。ただし、実際に販売されているカメラとレンズがすべて小型軽量なのかと言うと、そうではない。
中には、マイクロ4/3なのに大きなカメラやレンズもある。カメラで言えば、GH6は約739g(本体のみ)あり、OM-D E-M1Xは、約849g(本体のみ)もある。これは、GH6が動画用の冷却ファン付きであり、E-M1Xは縦位置グリップ一体型だからと言えるが、通常カメラは小型軽量と言える。
一般的なマイクロ4/3は、持ち出してもあまり苦にならない。大き目のレンズが必要な野鳥撮影でも比較的コンパクトなため、ある程度長時間持ち歩きながらの撮影が可能である。特に野鳥動画を撮るなら、クロップ効果が使えるので驚くほど小型軽量な組み合わせで撮影が出来る。
マイクロ4/3は、写りも一定水準をクリアしているので、短所が無いように思える。ところが、やはり一番の短所は、高感度耐性が弱い事だ。こればかりは、どうしようもない。ISO6400を超える画質は、かなり悪化する。カワセミのダイブのように高速シャッターが必要なシーンでは使いづらい。
0 件のコメント:
コメントを投稿