2023年9月5日火曜日

マイクロ4/3の長所と短所


もう判りきった話だが、改めてマイクロ4/3の長所と短所を考えてみた。マイクロ4/3のセンサーのサイズは、フルサイズの1/4。よって、ボディもレンズも小さくでき、小型軽量なシステムが組める。ただし、実際に販売されているカメラとレンズがすべて小型軽量なのかと言うと、そうではない。


中には、マイクロ4/3なのに大きなカメラやレンズもある。カメラで言えば、GH6は約739g(本体のみ)あり、OM-D E-M1Xは、約849g(本体のみ)もある。これは、GH6が動画用の冷却ファン付きであり、E-M1Xは縦位置グリップ一体型だからと言えるが、通常カメラは小型軽量と言える。

一般的なマイクロ4/3は、持ち出してもあまり苦にならない。大き目のレンズが必要な野鳥撮影でも比較的コンパクトなため、ある程度長時間持ち歩きながらの撮影が可能である。特に野鳥動画を撮るなら、クロップ効果が使えるので驚くほど小型軽量な組み合わせで撮影が出来る。

マイクロ4/3は、写りも一定水準をクリアしているので、短所が無いように思える。ところが、やはり一番の短所は、高感度耐性が弱い事だ。こればかりは、どうしようもない。ISO6400を超える画質は、かなり悪化する。カワセミのダイブのように高速シャッターが必要なシーンでは使いづらい。


【今日の写真・動画】 
今日の写真も、ある駐車場から撮ったモノクロのスナップ。スナップ用途なら、マイクロ4/3で充分な撮影が可能だと思う。フルサイズの必要性を感じない。
動画は、いつものショート。カワセミが何かするのではと撮影すると、うんこして飛び立ってくれたものである。

(静止画はクリックで拡大、動画は全画面表示可能)



『撮影DATA』

焦点距離:12mm(35mm換算24mm)
シャッターS:1/800
F値:6.3
ISO:200
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC G100
使用レンズ:LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6

『撮影DATA』

焦点距離:各々
シャッターS:各々
F値:各々
ISO:各々
露出プログラム:各々

使用カメラ:LUMIX DC G100 ほか
使用レンズ:LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6

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