今、ミラーレスカメラの先頭を走っているカメラは、ニコン Z 9、Z 8だと思う。他社から、この高速読み出しセンサーに適うものはなかなか出てこない。Z 9発売後直ぐにでも、ソニーやキヤノンからこれに並ぶものが出ると予想していたのだが、出たのはニコンZ 8だった。
やはり、電子シャッターのローリングシャッター歪みを抑えるのは、なかなか難しい事なのだと思う。ニコンは、Z 9、Z 8でそれをやっているのだから、見事である。使用している積層型センサーは、ソニーが作っていると言われているが、ソニーからこれを超えるカメラを出せていないのだから驚く。
映像エンジンは、各社が独自に作ると言われている。従って、ニコン製のエンジンが優れているのだろう。たぶん各社は、Z
9、Z
8を超えるべく、研究開発をしているはず。そう遠くない日に、必ず各社から出てくるだろう。
パナソニックが開発している有機センサーは、完全なグローバルシャッターが実現できると言う。実用化には、あと数年必要だと言うが、信憑性を失いつつある。各所でデモンストレーションをやって、実用化が近い事を匂わせてきたが、あまりにも時間が掛かっているのだ。有機センサーの話に、だれも反応しなくなっている。ほんとうに実用化できると誰も思っていないのではないだろうか。
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