LEICA100-400mmの生産終了によって、発売されると確信していたG9 PRO後継機だが、出ないかも知れないと思えてきた。と言うのもG9 PRO後継機を出しても、野鳥や野性動物を撮るレンズがないからだ。100-300mmはあっても、あまり本格的なものとは言えない。
今年の初め頃に、LUMIXの山根氏がマイクロ4/3でも像面位相差AFを搭載したカメラを出すと明言していた。そこから、像面位相差AFから動きもの、飛びもの撮影と連想してG9 PRO後継機が出ると確信したのだが、早合点だったかもしれない。出るのは、GH6に続く動画機の可能性もある。
ただし、G9
PRO後継機と一緒に後継の新レンズが出る可能性は、ゼロではない。最近のミラーレスレンズの傾向は、F値が暗くてもテレコンが使える仕様なので、そうした新レンズが準備されているのかも知れない。ただ、今のLUMIXにそこまで余裕があるだろうか。
いろいろ考えると、マイクロ4/3を取り巻く環境は、厳しい。特にキヤノンがフルサイズやAPS-Cで使える小型軽量な超望遠レンズを発売していてかなり脅威なのだ。キヤノンのAPS-Cは、センサーが小さいので、1.6倍で35mm換算される。400mmなら640mmになり、500mmなら800mmになるのである。こうした現状を考えると、マイクロ4/3の未来は明るく見えない。
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