2023年6月3日土曜日

スローモーション動画の注意点


スローモーション撮影にハマっている事を何度か書いてきた。カメラに備わっている撮影モードで、スロー撮影をするのならほぼ問題ないが、通常撮影の24fpsや30fpsの動画を力技で編集ソフトでスロー化するのは気を付けたい。シャッタースピードが不足しているとボケボケのスローになるのである。


通常動画は。fps×2倍以内のシャッタースピードと言う原則がある。よって30fpsの動画なら1/60秒以内となるのだが、こうし動画を編集ソフトを使い力技でスロー化すると、動きが早いものでは、ボケが強すぎて見づらくなる。これは気を付けたいポイントだ。

カメラ内に備わったスロー撮影機能なら、30fpeの4倍スローを撮る場合、120fpsで撮る事になり。当然1/125秒以内にシャッタースピードは設定できない。絞り優先でも1/125秒以内にはならない。よって、ある程度高速で動くものでも、極端なボケ動画にならない。

ただし、高速で動く野鳥を綺麗なスロー動画にするなら、もっと高速シャッターにする方がよい。極端なことを言えば、1/1000秒でもよいかもしれない。ただ、ISO感度も考量するなら、1/500前後が実用的だろうか。時間がある時、いろいろ試してみたい。


【今日の写真・動画】
今日の写真は、ただ単に視界の中をG100で撮ったスナップ。
動画は、いつものショート。オナガが水浴びをするシーンをG9で撮ったもの。G9では、AFでスロー撮影はできないが、こういうシーンなら、ピーキング機能を使い十分に撮影できる。

(静止画はクリックで拡大、動画は全画面表示可能)

『撮影DATA』

焦点距離:9mm(35mm換算18mm)
シャッターS:1/1300
F値:3.5
ISO:200
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC G100
使用レンズ:LEICA 9mm/F1.7

『撮影DATA』

焦点距離:各々
シャッターS:各々
F値:各々
ISO:各々
露出プログラム:各々

使用カメラ:LUMIX DC G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3

0 件のコメント: