CIPAは6月1日、2023年4月のデジタルカメラ生産出荷実績(同工業会統計)を公開した。これによると、前年同月比で台数119.9%、金額127.7%だという。コロナ明けで、好調が続いているようだ。デジカメWatchで詳細を見ると、ミラーレスが好調を維持しているのはもちろん、レンズ一体型がそれ以上に好調のようだ(文末にリンクあり)。
レンズ一体型カメラ(コンデジ)は、もう何年もスマホカメラに負け続けてきた。それが急に売れ出すとは、面白い現象である。ソニーがコンデジのVlogカメラを作っているので、それが原因かと思って価格COMを見てみた。すると、それだけではないものが見えてきた。
価格COMで、コンデジの売れ筋一位はキヤノン「PowerShot SX740
HS」で、二位がパナソニック「LUMIX
DC-TZ95D」なのである。この両機の特徴は、コンパクトながら高倍率ズームで35mm換算焦点距離700mm以上の撮影ができることなのだ。また、両機とも4K動画も撮れるのである。おまけに「LUMIX
DC-TZ95D」は、ファンダー付きなのである。
これは、完全にコロナ明けの旅行需要だと思う。両行先でスマホでは撮りづらい遠い風景や建造物などを、高倍率で撮る需要ではないだろうか。コンデジなら、ポケットや旅行カバンに入れても全く苦にならない。いよいよ、旅Vlogの時代が来たのかも知れない。
デジカメWatchのニュースは下記よりどうぞ
今日の写真は、ツバメが池にダイブして水浴び後に飛び上がったシーンを撮ったもの。
動画は、いつものショート。やはりツバメが水浴びのためにダイブする所を、前方からスローモーション撮影したものである。
(静止画はクリックで拡大、動画は全画面表示可能)
(静止画はクリックで拡大、動画は全画面表示可能)
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