カメラ映像機器工業会(CIPA)が4月25日、2023年3月のデジタルカメラ生産出荷実績を公開している(冒頭画像参照)。これによると、3月のデジタルカメラ総出荷は、台数金額ともに前年同月を上回っている。台数で約6%、金額で約37%伸びていて、落ち込んでいた2月から急激な回復である。この回復は、中国が異常なコロナ対策を改めた影響が大きいと思う。
好調と言っても、牽引しているのはミラーレスカメラだ。一眼レフは、依然として冴えない。冴えない原因は、一眼レフの大御所のニコンとキヤノンが、力を入れていないからとも言える。今やニコンもキヤノン主力は、ミラーレスなのだ。
リコーのペンタックスだけは、一眼レフを主力にして頑張っている。受注生産のモノクロ専用機は、かなり好調のようである。頑張って欲しいところだ。一眼レフには、メカとしての面白さがある。生き残って欲しいカメラである。
3月の好調さは、やっと世界経済が少しずつ上向きつつあることを示している。ただし、中国依存である事が見え、あまり面白くない。世界は、あまりにも安い労働力と消費を中国に求め過ぎたと思う。
詳しくは下記デジカメWatchのニュースでどうぞ
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