カメラのニュースを見ていたら、キヤノンがSPADセンサーを搭載した高感度カメラを開発したと言う記事が、目に飛び込んできた。約320万画素1.0型SPAD(Single Photon Avalanche Diode)センサーを搭載したレンズ交換式カメラ"MS-500"の開発を進めていると言うのである(文末にリンクあり)。
SPADセンサーは、「Single Photon Avalanche Diode」と言い、高感度に強い事が特徴である。元々2021年に開発発表しているのだが、いよいよ今年中に監視用のカメラとして発売を目指すと言うから、動きが速い。
どれだけ高感度に強いのか?具体的なことは解らないものの、一般カメラへの波及を期待したい。1.0型で充分な画質が得られるのなら、将来的にカメラは小型化する可能性がある。通常は、画素ピッチの大きいフルサイズ程、高感度に強いのだが、SPADセンサーなら1.0型やマイクロ4/3でも十分な画質が得れれるのではないだろうか。
SPADセンサーによる実際の画像を見たわけではないので、迂闊なことは言えないものの、大いに将来性を感じる。フルサイズセンサーに大型大砲レンズが、昔話になるような小型軽量なシステムが生まれる事を大いに期待したいものだ。
ニュース記事は下記リンクよりどうぞ
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