昨日、キヤノンのSPADセンサーの記事を書いていて、ふとパナソニックの有機センサーを思い出した。キヤノンのSPADセンサーは実用化間近だが、パナソニックの有機センサーはどうなのか?と思ったのである。実用化段階だと思うものの、歩みがとても遅く思えるのだ(文末にリンクあり)。
パナソニックの有機センサーは、何年も様々な催しに出展して開発PRをしてきた。しかし、実用化した販売レベルのカメラが見えない。それに対して、キヤノンのSPADセンサーの方は、監視用カメラとは言え、販売する形になっている。これは、企業体質の差なのだろうか。
キヤノンのSPADセンサーのニュース記事を読むと、これまでの映像センサーの概念を変えるもので、先々の大きな可能性が感じられる。パナソニックの有機センサーも大きな可能性を秘めているものの、シリコンを有機塗膜に変えるものなので、あくまで従来技術の延長線上にある。
今後の映像センサーの方向性を考えると、SPADセンサーに軍配が上がる。SPADセンサーは、シリコンを使っているのかどうかも解らないが、有機塗膜を使うとどうなるのだろう。性能向上するのであれば、SPADセンサー+有機塗膜が一番よい方法なのかもしれない。
キャノンの記事は下記よりどうぞ
パナソニック有機センサーについては下記よりどうぞ
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