2023年4月5日水曜日

未来を拓くのはSPADセンサーか?有機センサーか?


昨日、キヤノンのSPADセンサーの記事を書いていて、ふとパナソニックの有機センサーを思い出した。キヤノンのSPADセンサーは実用化間近だが、パナソニックの有機センサーはどうなのか?と思ったのである。実用化段階だと思うものの、歩みがとても遅く思えるのだ(文末にリンクあり)。



パナソニックの有機センサーは、何年も様々な催しに出展して開発PRをしてきた。しかし、実用化した販売レベルのカメラが見えない。それに対して、キヤノンのSPADセンサーの方は、監視用カメラとは言え、販売する形になっている。これは、企業体質の差なのだろうか。

キヤノンのSPADセンサーのニュース記事を読むと、これまでの映像センサーの概念を変えるもので、先々の大きな可能性が感じられる。パナソニックの有機センサーも大きな可能性を秘めているものの、シリコンを有機塗膜に変えるものなので、あくまで従来技術の延長線上にある。

今後の映像センサーの方向性を考えると、SPADセンサーに軍配が上がる。SPADセンサーは、シリコンを使っているのかどうかも解らないが、有機塗膜を使うとどうなるのだろう。性能向上するのであれば、SPADセンサー+有機塗膜が一番よい方法なのかもしれない。

キャノンの記事は下記よりどうぞ

パナソニック有機センサーについては下記よりどうぞ


【今日の写真・動画】
今日の写真は、S5で撮影したカワセミ。サクラが散った枝に止まっていた。
動画は、いつものショート。これはGH4で9年前に撮影したもので、セキレイが消えるミステリー動画である。撮影中にセキレイが突然消えてしまい、驚いた記憶が残っている。謎を解いてほしい。

(静止画はクリックで拡大、動画は全画面表示可能)



『撮影DATA』

焦点距離:300mm
シャッターS:1/320
F値:5.6
ISO:8000
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC S5
使用レンズ:LUMIX DG 70-300/F4.0-5.6

『撮影DATA』

焦点距離:各々
シャッターS:各々
F値:各々
ISO:各々
露出プログラム:各々

使用カメラ:LUMIX DC GH4
使用レンズ:LUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6

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