イメージセンサーの縦横比

現在、デジタルカメラは、動画へと向かいつつある。そこで気になるのが、センサーの縦横比。APS-Cもフルサイズも3:2だが、マイクロ4/3だけが4: 3である。そろそろマイクロ4/3の縦横比を見直してはどうかと思う。すでに世の中に、4:3のモニターは存在しない。

では、3:2がよいかとなると、なかなか難しい。動画のフォーマットの基本が16：9なので16: 9もある。ただ、現代の動画は多様な縦横比になりつつある。よって、オールマイティに何にでも対応できるようにするなら、真四角な四角形が理想になる。

四角形であれば、縦位置グリップは無用。軽量化にもなる。ただし、マイクロ4/3では高感度耐性が高いセンサーでないと、高画素化が図れない。よって、センサーの進化を待つことになるだろうか。

現時点でマイクロ4/3の縦横比を、決めつけることはできないものの、4:3と言うしがらみは、外すべきではないだろうか。マウントの規格だけを残して、センサーの縦横比は自由にすればと思う。カメラの性格によって、真四角、3:2、16:9などいろいろあってもよいのではないだろうか。

【今日の写真・動画】

今日の写真は、S5で撮影した咲き始めたハナミズキ。

動画は、いつものショート。これは数年前に、GH5で撮影したもの。カワセミのダイブ・捕食シーンだが、あまりにも動きが早くて、追い切れていない。

（静止画はクリックで拡大、動画は全画面表示可能）

『撮影DATA』 焦点距離：300mm シャッターS：1/320 F値：5.6 ISO：125 露出プログラム：絞り優先 使用カメラ：LUMIX DC S5 使用レンズ：LUMIX DG 70－300/F4.0-5.6	『撮影DATA』 焦点距離：各々 シャッターS：各々 F値：各々 ISO：各々 露出プログラム：各々 使用カメラ：LUMIX DC GH5 使用レンズ：LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3