今、カメラは写真(静止画)と動画がせめぎあっているように見える。かつて、カメラにとって動画は、オマケ機能だった。家族イベントをなどを、写真のついでに動画でも記録できますよ、と言う程度だった。それが今や一眼カメラの動画機能は、本格的な映画まで撮影できるようになっているのである。
各カメラメーカーの変身ぶりにも驚く。リコーのペンタックスを除いて、高度な動画機能を一眼カメラに載せてきているのだ。写真(静止画)のイメージが強いニコンが、8K撮影可能なZ9を作っているのだから、驚くばかりだ。ニコンのHPを見ても、映像の文字が踊っている。
これからカメラは、何処へ行くのだろう。単純に言えば、動画の方向だが、見えてこないものもある。カメラはこのまま写真(静止画)と動画が同居するのだろうか。進化とは、ある意味で分化だ。別れる事になるのだろうか。その過程として、動画機よりのデザイン、静止画よりのデザインなど、紆余曲折を経ながら進化するのだろうか?難しい時代である。
今日の写真は、昨夜撮った中秋の名月である。左はEXテレコン2倍を使い、右はそれにデジタルズーム4倍を合わせて撮ったものである。完全な光学画像ではないものの、これだけ大きく撮影できることは、遊びとして面白い。
(静止画はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(EXテレコン1600mm) シャッターS:1/1600 F値:6.3 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(EX+デジ6400mm) シャッターS:1/1300 F値:6.3 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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