12日に取り上げたパナソニックのインタビュー。この中で、山根副社長は、像面位相差AFの搭載を80%くらい可能性があると述べている。ここまで発言したという事は、搭載へのGOサインだと思う。インタビューの雰囲気では、次期機種から搭載されるのでないかと思える。個人的には、現行AFに大きな不満を持っていないので、微妙な立場だ。
多くの人が、LUMIX機で飛びものは撮れないと思っているが、実際は大間違いで、充分に撮影できる。撮れないとすれば、どのメーカーの機種を使っても撮れないだろう。私の利用範囲で、現行AFがイマイチと感じるのは逆光で光るものに対して迷う事くらいである。滅多に撮らないシーンなので不満はない。
LUMIX機の空間認識+コントラストAFにケチをつけたのは、YouTuberだろう。レンズの前に商品を出して、SONY機との比較を盛んにやったのである。いくつか見ているが、中には意図的にレンズの撮影範囲から外しているものもあったから笑える。元々、LUMIX機の動画AFは、ゆっくり合掌するチューニングである。よって、そういう利用に適さないのだが、多くのYouTuberがそれに賛同してしまったので、パナソニックとしては、耳を傾けざるを得なくなったのだと思う。
なお、パナソニックは、単純に像面位相差AFに移行するのではなく、これまでの方式も生かしたものにするのではないだろうか。単純な像面位相差AFなら、他社の物まねになるので、独自のシステムとして、これまでのAFも組み込むのではないかと想像する。私としては、現行水準以上のAFになるのなら、方式は問わない。頑張って欲しい。
今日の写真は、多摩川で撮影したダイサギ。久々にフルサイズのS5を持ち出して、撮ったものである。向かって飛んで来るダイサギを上手く捉える事が出来た。
(静止画はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:300mm(EXテレコン600mm) シャッターS:1/1600 F値:5.6 ISO:160 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC S5 使用レンズ:LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 |
『撮影DATA』 焦点距離:300mm(EXテレコン600mm) シャッターS:1/1300 F値:5.6 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC S5 使用レンズ:LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 |
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