7月5日に、表題のとおりGH6のファームウェアVer.2.0が公開された。内容は、RAW動画の外部出力や記録性能の向上を図ったものである。動画機としてより一層充実してきたと言える。ただ、シビアに見るとRAW動画をどれだけの人が必要としているのかと思ってしまう（文末にリンクあり）。
RAW記録できないより記録できる方がよいだろうが、必要度はそんなに高くない気がする。価格COMを見ると、たぶんGH6を静止画重視で買った人なのだろうか、ボヤキが出ていた。「RAWやProResの情報しか聞こえて来ない、オートフォーカス改善や5.7K/4Kフォトを早く搭載してほしい」と言う声である。6K/4Kフォトが無くなって、困っているのだと思う。
私はGH3、GH4、GH5と使ってきた。動画より、静止画重視で買ってきた。GH4は4Kフォト、GH5で6K/4Kフォトを使いたくて買った。GH6からそれが無くなり、おまけに動画は10bitになったので、購入意欲が消えた。今回のGH6の購入者に、静止画派はいないと思ったが、価格COMを見ると一定数の方々がいるようだ。
果たして、こうしたユーザー意見を取り入れて、静止画でのAF改善や5.7K/4Kフォトを搭載してくれるだろうか。個人的には、8bit動画登載も含めて、ぜひやるべきだと思う。ただ、GH6はもはや孤高の動画機である。下々の要求には答えてくれない気がする。
GH6のファームウェアVer.2.0の内容
【今日の静止画・動画】
今日の静止画は、近所の散歩エリアで撮影したカワセミ。左は、ダイビングの後に獲物のエビを咥えているところ。右は橋の下にいたので、ゆっくり近づいて上から撮ったものである。面白い構図になった。
（静止画はクリックで拡大）
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| 『撮影DATA』 焦点距離：400mm（35mm換算800mm） シャッターS：1/1000 F値：5.6 ISO：8000 露出プログラム：絞り優先 使用カメラ：LUMIX DC G9 使用レンズ：LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離：180mm（35mm換算360mm） シャッターS：1/60 F値：5.6 ISO：250 露出プログラム：絞り優先 使用カメラ：LUMIX DC G9 使用レンズ：LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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