カメラ市場は縮小しているのに、なぜソニーの「VLOGCAM」は人気なのか

ITmediaビジネスオンラインに表題の記事が出ている。ソニーに続いて、各社も同じコンセプトのカメラを発売したが、ソニー以上には売れていない。やはり「VLOGCAM」と言うジャンルを作ったのはソニーなので、マーケティングを含めた戦略が優ったのだと思う（文末にリンクあり）。

Vlogカメラと言えば、私もLUMIXのVlogカメラG100を買ったばかり。ただし、Vlog用に買ったわけではない。私の目的は、野鳥撮影。そもそも、Vlogカメラで野鳥撮影が可能なことが、G100の機能がズレているのかもしれない。私にとっては、いいカメラでも、Vloggerの眼には適っていないのだろう。

私がソニーの「VLOGCAM」を見ると、欲しいカメラではない。日常的に一眼カメラを使っている人からすると、きっと物足りないカメラだと思う。ところが、スマホでVlogや動画を撮ってきた人にとっては、とても親しみやすく使い易いカメラなのだと思う。ソニーは、スマホを作っているメーカーなので、スマホユーザーの心情を知っているのだろう。

他社が「VLOGCAM」を作っても、ソニーほど成功しないのは、スマホユーザーの受け皿になっていないからである。既存のカメラユーザーばかりを見ていても、新しい需要は引き出せないのだ。

ITmediaビジネスの記事は下記よりどうぞ

〇カメラ市場は縮小しているのに、なぜソニーの「VLOGCAM」は人気なのか

【今日の静止画・動画】

今日の静止画は、車窓から撮ったスナップ。レンズは12-32mmの標準レンズ。G100はファインダーが付いているので、私には有難い。ただし、他社のVlogカメラには付いていない。スマホからの受け皿狙いなら、ファインダーは要らないのかもしれない。

（静止画はクリックで拡大）

『撮影DATA』 焦点距離：12mm（35mm換算24mm） シャッターS：1/1300 F値：3.5 ISO：200 露出プログラム：絞り優先 使用カメラ：LUMIX DC G100 使用レンズ：LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6	『撮影DATA』 焦点距離：12mm（35mm換算24mm） シャッターS：1/2500 F値：3.5 ISO：200 露出プログラム：絞り優先 使用カメラ：LUMIX DC  G100 使用レンズ：LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6