ニコンがVlogカメラを発売する事になり、これでソニー(2機種)、パナソニック(1機種)、キヤノン(1機種)の4社から選択できるようになる。比較すると、それぞれに特徴があって面白い。内外のカメラ情報サイトは、アレコレ比較して長所、短所をあぶり出す。ただし、小型ボディなので実現できないことも多く、技術の壁があるのも事実だ(冒頭写真 SONY ZV-1)。
カメラ的には、各社が今ある技術を小型ボディの中に上手く取り入れていると思う。ただし、各社とも最も重要な手ブレ補正は頭打ちになっていて、もの足りない。特に歩きながらの前方撮影では、どの機種もブレが大きい。
自撮りしながら歩くのなら問題ないが、前方を写して歩くのは、Goproやポケットカメラに適わない。解決策として、手ブレ補正のクロップ率を大幅に上げれば、ブレは抑えられるものの、レンズの焦点距離と乖離してしまい、大きな批判を受けてしまう。そこで思うのは、各社とも用意しているあの三脚兼用グリップの利用である。
あのグリップに、手ブレ補正機構を入れられないものだろうか。中華製ポケットカメラは、あのグリップがジンバルになっている。日本メーカーがその気になって取り組めば、不可能ではないはず。カメラ内補正と連動して補正するグリップをぜひ開発して欲しい。Goproやポケットカメラを超えて欲しいのである。その時こそ、本当のVlogカメラ誕生と言えるのではないだろうか。
【今日の静止画・動画】
今日の静止画も近所の公園で撮ったもの。同じくカメラ内のフィルター「トイフォト」を使っている。写真の基本は、隅々まで綺麗に写っている事。ただ、人は時にへそ曲がりなので、写らない事に美を感じることもある。
(静止画はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:60mm シャッターS:1/60 F値:13.0 ISO:1000 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC S5 使用レンズ:LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 |
『撮影DATA』 焦点距離:39mm シャッターS:1/60 F値:13.0 ISO:250 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC S5 使用レンズ:LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 |
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